昔の店のこと
渋谷に店を出していた。
開店後1年で撤退した店なのだが、今日、池袋店でお茶を飲んだYさんに
その話しをして思い出したので紹介しよう。
ずいぶん大変だった。好きではじめて、好きで苦労したのだから、
仕方ないのだが・・・
(撤退したということは、売れなかったのだから、大変なのは当たり前である。)
ただ、もっと大変だったのは、大変ぶっている私の周りで働いていた
人たちだろう。
自分でやっているから、自分がやる。自分でやってるから
一番長く店にいる。自分の店だから、コックさんが辞めたあとは、料理だって出来る・・・
・・・など、その調子だった。
あと、優しすぎる、と言われた。
自分に優しかったからか、何をやっているか分からなかったのか、どちらかじゃないか、とこれまでは
反省をして来たのであるが・・
もちろん、それはそうなのだが、それだけじゃなく、
何かがうまく行っていないときは、○○すぎる、と必ず言われるものだ、と
いうことも知っていてもいいのでは、と今なら思う。
○○さんは、○○だから うまく行く
○○さんは、○○すぎたから うまく行かない
○○さんは、よく動いてがんばるから うまく行く
○○さんは、動きすぎて うまく行かない
○○さんは、じっくり よく考えているから うまく行く
○○さんは、考えているばかりで うまく行かない
○○さんは、厳しくしているから うまく行く
○○さんは、厳しすぎて うまく行かない
(同じことをやっても、物事は、結果で語られるものなのだね。)
そうだ、逆に、厳し過ぎるとも言われたこともある。
もしかしたら、初心者運転のときは、些細なルールにこだわりすぎるのだろう。
今思うのは、少なくとも、特に自分のつくったルールに縛られて
間違ったこと、だけはしたくないと思う。
ハンドルで言えば遊びがあってもいい。
それに、ルールなら今日変えたっていいじゃないか。
ちょっと話しがそれたのだが・・・
結局のところ、その店で、何が大変だったかは、話しをしている間は、あまり思い出せなかった。
私の脳には、自動消去システムが、絶対ついている。
大変だったことや、嫌な思いをしたことは、早めに
消去される。
苦労なんて絶対買いたいわけないし、いつまでも怒っていても疲れるし・・
いいことないから、ま、いいか、と
済ませることにしている。
そういえば、同じ小説を読んでも、途中まで気づかない。犯人も忘れているから
2度楽しめる。
それはそれで、役に立つこともある。
。。。
















