ドンホイからフエにもどる間に、ベンハイ川に架けられたヒエンルオン橋に立ち寄りました。
ベトナム北中部のクアンチ省です。
*前回からの旅のつづきです(⭐︎)

ベンハイ川(Sông Bến Hải)は、チュオンソン山脈を源流とし、東シナ海へと流れています。ヒエンルオン橋の架かる川幅は広く穏やかで風が吹くと海が近いことを感じます。空は高く時々車が通るくらいの時間が流れる地域です。
ベンハイ川両岸は、ヒエンルオン・ベンハイ国家特別遺跡(2001年)となっています。 2025年VOV5より
ヒエンルオン橋は南北分断の象徴でした。

ヒエンルオン橋は、色は褪せていますが北側(手前)は青色、南側は黄色に塗られています。橋の中央に白い線が引かれています。
第一次インドシナ戦争の終結にむけて、スイスで和平会議がおこなわれ合意されたジュネーブ協定(1954年)により、ベトナムは北緯17度線で南北に一時的に分断されました。ベンハイ川沿いに暫定的な軍事境界線が設けられました。
その後、ジュネーブ協定で決められた南北統一のための選挙は実施されずに、ベトナム戦争へと展開していきました。
1954年からベトナム戦争が終結する1975年までの21年間にもおよぶ南北分断となりました。戦争が終わって51年が経ち、ヒエンルオン橋とベンハイ川両岸は、統一への道のりと平和を伝える史跡となっています。
ヒエンルオン橋は、地域の人々により1928年に建てられた歩行者用の木造の橋が原型になるそうです。フランスにより1952年に鉄筋コンクリート橋脚と木造デッキの新しい橋につくられました。
1967年に爆撃を受け破壊されますが、2002年に復元し、2003年5月18日に再開通しました。

私は、ドンホイから訪ねたため元、北ベトナムからヒエンルオン橋に向かいました。
ベトナム戦争が終わり訪れる人々は、対岸の「統一への願い」記念像をのぞんでいます。北と南に分断された人々の悲しみと統一への思いが、私にも伝わってきました。

建国の父 ホー・チ・ミン像。ヒエンルオン両岸歴史資料館にて。
Miền Nam trong trái tim tôi
ホー・チ・ミン氏は北部の指導者ですが分断されていた時代に
私の心の中にある南部と、語り
再び、ベトナム国家が統一されることを望んでいました。

資料館には、当時のヒエンルオン橋の写真が展示されています。
モノクロームの写真は胸に重く響きました。ホーチミン戦争証跡博物館〜ハノイのベトナム軍事博物館でみてきた戦争の記録を思い出しました。

ジュネーブ協定の署名をかわす写真の前で、案内をしてくれたフエの友人が、戦争をしないと言っていたのに戦争になってしまった…。と言いました。この言葉は忘れられないです。

米軍のB52がベンハイ川上空を飛び、地上にバラバラと砲弾が落とされる光景。

通信機器の展示や地上戦、地下トンネルの様子が写し出されています。戦場と化した村に人々の暮らしがあり、幼い子どもや赤ちゃんの写真が展示されています。

最前線には女性戦士もいます。戦争の激しさはクアンチ省の小さな資料館からも伝えられています。

ハノイの軍事博物館にも大きく展示されていた南北統一後の再会の写真です。ハノイでは姉妹の再会と書いてあったと思います。
砲弾や爆弾類の展示へとつづいて、負傷した子どもたちの写真が展示してありました。痛々しいです。現在の国際情勢を思いながら、戦争は酷いことばかりです。いのちの尊厳と平和を祈ります。
参考:
ベトナムで渡る橋 ヒエンルオン橋
ttps://vietnam-sketch.com/20230211106524
ベトナムスケッチ
ジュネーブ休戦協定
https://www.y-history.net/appendix/wh1601-116.html
世界史の窓
シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
今回は、「これは何なんだ〜!」とついつい叫んでしまった、ベトナムの食べ物たちをご紹介したいと思います。
なんだ!このドレッドヘア風の大胆なものは!
ホーチミンから北東へ200キロほど、ファンティエット(Phan Thiết)という海辺の街へ向かう道中、こんな植物たちの農園が続いていました。
みなさん、何の植物かおわかりでしょうか?(ヒントは先端の実!)
答えは、ドラゴンフルーツ!
インパクトのある形をしたドラゴンフルーツは、ベトナムでは「Thanh long(タン・ロン)と呼ばれ、ベトナムを代表するトロピカルフルーツのひとつです。
中南米が原産のサボテン科で、うねうねのドレッドヘア風の植物がサボテンだと言われれば、「なるほどそんな雰囲気だよね〜」とうなずいてしまいます。
ベトナムにはフランスによる統治時代にやってきて、その栽培歴は100年以上にもなります。
サボテンの実であるドラゴンフルーツは、見た目の不思議さとは裏腹に、カットすると驚くようなみずみずしい果肉が現れます。そしてゴマのような黒いつぶつぶした種が点在しているのが特徴です。
食べてみると水分たっぷりのみずみずしさ。味がしないような、するような中に、ほんのりと甘みを感じます。
慣れないうちは味がしないフルーツだなぁ…と思いますが、次第にそのほのかな味わいがクセになってしまう不思議な魅力があります。
果肉には白いものと赤いものがあり、赤い果肉の方が甘い♡と人気です。その赤い成分はポリフェノールの一種で、高血圧の人や妊婦さんに良いそう。
旬の5〜8月ごろには、トラックいっぱいにドラゴンフルーツを詰んだ農家さんの直売を街中でよく見かけました(写真はタイですが、ベトナムも同じ感じでトラック販売あり)。
なんだ!このまるいにんにくの束は!
「リーソン島のお土産だよ〜」といただいたこちら。
リーソン(Lý Sơn)島はベトナム中部の沖合にある有名なニンニクの産地です。ここのニンニクは味も香りも豊かで、とってもおいしいのだとか。
「まるくてかわいいけど、こんなにニンニク食べきれないよ〜」と思いながら食べてみると、まろやかでおいしいニンニクでした。
一般的なにんにくより小粒で実がたくさんあるので、皮をむくのだけが大変でしたが…
さすがに日本人家庭ではこんなにたくさん食べきれませんでしたが、ベトナムではどんな料理にもニンニクを使うので、あっという間になくなってしまうのでしょうね。
なんだ!このかわいいデコレーションは!
ベトナム料理教室で用意されていたこちらのネギとニンニク。ネギと合体させたかわいらしいニンニクのお花にグッときてしまいました。
こんな造形アイディア、なかなか思い浮かばないです〜!
ベトナムのみなさんは手先が器用。その細やかで独創的な装飾センスにはいつも脱帽です。
こんなかわいいスタンディングタイプの生春巻き。見つけたら間違いなく買っちゃいますね。
ある日、わん吉もランブータンを並べてみました。ベトナムの皆さんの独創的なセンスにはまったくかないませんが…
モジャモジャ姿のランブータンはベトナム語では「チョムチョム(Chôm chôm)」という、とってもかわいいネーミング。
ライチに似た甘さがありますが、ライチよりも水分が少なくねっとりと甘みがしみ出てくる感じ。こちらもベトナムで愛される庶民の果物です。
なんだ!と言いたくなるベトナムの食べ物たち、お楽しみいただけましたか?
姿かたちはなかなかのインパクトですが、食べてみるとどれもおいしい。ベトナムは食べ物が豊かだなぁと思うのです。
ベトナム中部フエの山岳地域ア ルオイから北上してダクロン橋を渡り、沿岸地域のドンホイ(クアンチ省、旧クアンビン省)に到着しました。(VOL.234のつづきです)
チュオンソン山脈に沿うように森林に囲まれた道のりは長く感じました。山を下り、街に入り、広くゆるやかに流れるニャット レ川 (Sông Nhật lệ)に、ほっと一息つきました。女性がオールを漕ぐ石像があり、社会見学の学生や観光客が訪れていました。

ニャット レ川沿いの広場にある『Mẹ Suốt(マザー・スゥオット)像』2003年落成、彫刻家ファン・ディン・ティエン氏による作品です。
2025年の夏に、ベトナム戦争が終わって50年の小さな旅をして、はじめてドンホイに訪れました。ベトナム統一前は北ベトナムでした。
ベトナム戦争当時、スゥオット母さんは、舟をこいで、ニャット レ川の渡しをしました。軍事関連者の移動、負傷した兵士のため、武器を運ぶために波のうねりが強い日も爆弾と弾丸の降る日も舟をこぎました。
Mẹ Suốt(マザー・スゥオット)像は、ドンホイにおける抗米戦争の史跡となっています。民衆の彼女への敬愛の深い気持ちを表しています。
この記念像は、ドンホイ市場の近くにあります。

山岳民族であるVân Kiều(ヴァンキエウ)族の学生たちがバスに乗って来訪していました。

巻きスカートは、Vân Kiều(ヴァンキエウ)族の織り模様です。
この後、ベトナム戦争で米軍の爆撃により廃墟となったNhà thờ Tam Tòa(タムトア教会)と、1639年に建設された古代要塞Quảng Bình Quan(クアンビンゲート)にもいきました。
現在はクアンチ省になりましたが、旧クアンビン省ドンホイの訪問は、かつてベトナムが南北にわかれていたことや、ベトナム北部において最南端の地域であった歴史があり、遺産の保護・古代建築の復元をして現代に伝承するという取り組みに足をとめて考える機会となりました。
日が暮れて街の屋台やレストランがにぎわう時間になり、Mẹ Suốt像とドンホイ市場から近いストリートで、特産の揚げおこわをいただきました。

Xôi chiên trứng (ソイ・チン・チュン)ドンホイの卵入りの揚げおこわです。ここでしか味わえない一品です。炊いたおこわをフライパンにのせて平たくプレスしながらこんがりと揚げます。溶き卵を広げて焼いて鶏肉でんぶをのせて、カリカリのおこわチャーハンのできあがりです。もち米のもちもちした食感とカリッと香ばしい味。ベトナムの地方で出会うストリートフードは、気軽に楽しめて好奇心をそそられて、美味しいです。

オーダーは、揚げおこわに骨付きの鶏もも肉や、茹で鶏を裂いたハーブ皿などを選ぶことができます。鶏もも肉にはレモンの葉の千切りがのっています。塩コショウに、ベトナムレモンをぎゅっとしぼって食べます。

ベトナムのおこわを炊いているところです。深鍋に水を沸かして専用のかごでもち米を蒸しています。

もち米を炊くかごは、口は広く下は細く狭まっています。隣の鍋には鶏肉たっぷりのスープです。

店の看板メニューによると、鶏のお粥・フォー・ビーフンや春雨の炒めもの・鶏のおこわ、そして、ĐẶC SẢN XÔI CHIÊN(ダック サン ソイ チン)特産のおこわチャーハン(揚げおこわ)と書いてあります。この店の通りは、揚げおこわ屋が建ち並んでにぎわっていて、夜遅くまで営業していました。
翌朝は、ドンホイ市場に行きました。
フエ特産でもあるBánh bột lọc(バイン ボッ ロ)エビや豚肉、緑豆あんを包んだタピオカのおやつを挟んだバインミー。友人の話によると、元々、旧クアンビン省はタピオカ芋(キャッサバ)の産地でBánh bột lọc入りのバインミーの発祥の地になるようです。香ばしいネギ油をまとったもちもちしたタピオカとエビの旨み、ベトナムハムや香味野菜のハーモニー。ボリューム感のあるフランスパンを頬張ります。

ドンホイのBánh mì bột lọc。フエにもあるバインミーだけれど迫力があります。

タピオカ芋の生地に包まれた小エビや皮なし緑豆あんのBánh bột lọc。タピオカの生地は、タピオカ芋をすりおろし水にさらした沈殿物をつかいます。茹でるとぷるんとしてもちもちした食べ応えがあります。このままヌックマムのたれにつけても美味しいのに、フランスパンに挟むというアイデア。ベトナムの食の豊かさを感じてわくわくしてきます。
そして、ドンホイを離れる前に立ち寄ったお弁当屋さんにて。

友人の勧めで、おもしろい煮込みがあると連れていってもらいました。ここもボリュームとサービスがすばらしかったです。

日本のおでんのようにもみえますが、あたたかい食べもので味が沁みて美味しそう。材料は骨付きの鶏肉・砂肝・さつまあげ・厚揚げ・ゆで卵にベトナムハムなど。ゆで卵はこんがりと焼いでから煮込んでいます。特製のたれも注いで、ご飯も別盛りにしてくれました。

この煮込みには、高菜の漬けものは欠かせないです。

ランチタイムにドンホイの街の一角でパラソル屋台で出店しています。
次の旅にむかう途中で、野原を眺めながら食べました。おふくろの味ように出汁がきいて、つゆだくで、高菜の漬けものの酸味とさくさくした歯応えにご飯がすすみました。
(参考)Mẹ Suốt
wiki:Mẹ Suốt
Vietnam airline:Tượng đài Mẹ Suốt: Biểu tượng bất khuất của Quảng Bình
シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
桜も満開となり、とうとう春がやって来ました。
寒い冬が終わり、若葉や花の色がきれいだなぁ…としあわせ気分に浸っていたら、タイのカラフルなお菓子たちが思い浮かんできました。
ご紹介しましょう〜!
タイの金平糖、カノム・アールア
見ているだけでいいことがありそうなこちらのかわいいお菓子は 「カノム・アールア」というタイの金平糖。
金平糖かと思って食べると、中はゼリーっぽくて柔らかい♪
小麦粉と砂糖をココナツミルクで溶いたものを固めているので、口の中にココナツの香りがほわっと広がります。
パステルカラーの蒸し菓子、カノム・トゥアイ・フー
パステルカラーがかわいいこちらは、タイの伝統菓子「カノム・トゥアイ・フー」。
米粉、砂糖、ココナツミルクを混ぜ合わせたものを蒸して、ふんわりと膨らませた蒸し菓子です。
お菓子の名前にもなっている「トゥアイ・フー」はタイ語で「ふんわり膨らむ」の意味。タイでは幸せや富が膨らむとして演技のいいお菓子とされています。
ひとくち食べてみると意外ともっちり。
よい香りがするなぁと思っていたら、ジャスミンの花が添えられていました。お花の香りをお菓子に添えるのも、繊細さを愛でるタイらしい演出です。
タイの伝統菓子の代表、ルーク・チュップ
そして、タイの可愛いお菓子代表といえばこちらの「ルーク・チュップ」。フルーツや野菜の色や形をしたミニチュアお菓子です。
この小さなフォルムが好きすぎて、タイでは見かけたびについつい買っていました。どのくらい小さいかというと、直径約1.5〜2センチ!
しかも、みかんとりんごには小さくカットした葉っぱがついているのです。
テカテカとした表面は寒天でコーティングしており、宝石のような質感を出しているのだとか。
小さいひとつを噛んでみると、プチッと心地よく表面が割れて、中に詰まっているココナツ風味の餡を楽しめます。
餡は蒸した緑豆をココナツミルクと砂糖で練り上げたもので、コクのある白あんのような食感。なかなかクセになるおいしさです。
ルーク・チュップはお菓子職人さん(たいていおばちゃんです)が一つひとつ手で仕上げる、タイのプチアートでもあります。
もともとは王室で作られた高貴な方々のためのお菓子。それが次第に広まって、見た目の華やかさから贈り物に重宝されるようになりました。
タイに暮らしていた時にはプレゼントでよくいただきました。そのたびにかわいくてテンションが上がりました。
唯一の欠点は生菓子なので早めに食べなくてはいけないこと…ですが、「りんご〜!」「もも〜!」「マンゴ〜!」とひとつずつ慈しみながら食べていると、意外と平らげてしまっていたりして(笑)。
タイの巻き貝型パイナップルクッキー
小さいといえば、こちらも小さくてかわいい。タイのパイナップルクッキーです。
タイにはいろいろなタイプのパイナップルクッキーがありますが、この巻き貝型のクッキーはブルーベリーより小さい!
パイナップル餡はほどほどに酸味があり、やや大人テイスト。ティータイムのお伴にぴったりでした。
最高級の金というお菓子、トーン・エック
最後に「最高級の金」という名前の伝統菓子「トーン・エック」をご紹介しましょう。
小麦粉、砂糖、ココナツミルク、卵黄を混ぜて煮詰めたものを、お花の型に入れてソフトに固めたお菓子です。
金色+金箔というインパクトの通り、金運を呼び仕事運もアップするという運気満点のお菓子、お祝いには欠かせませんね。
タイのカラフルなお菓子たち5選、いかがでしたか?
どれも手に取るとかわいくて、食べるのがもったいないほど。とはいえ、広く親しまれているお菓子なので、タイのあちこちで目にすることができます。
タイに行ったらぜひ見つけて味わってみてくださいね!
フエ沿岸のタムジャンラグーンから西へ90kmほどの山岳地域 ア ルオイ(A Lưới)にはじめて訪れたのは、2024年テトのころでした。
ラオスとベトナムの国境をまたぐように南北につらなるチュオンソン山脈
そして、昨年の夏に再訪しました。霧雨の降る中、市場へ。

近隣に住む村人たちが、早朝から野菜を売りにきています。
朝ごはんに汁ビーフンをいただきました。
雨が降っているせいか静かな気持ちで屋台のテーブルに座りました。パコ族の話し声が聞こえてきました。さっぱりわからないのですが、興味深かったです。

この日は、旧暦の一日だったので、精進料理の汁ビーフンです。
ベトナムでは仏教を敬い旧暦1日と15日はお寺参りをして精進料理を食べる習慣があります。
かぼちゃ、にんじん、フクロダケ、ひょうたん、ハヤトウリ、厚揚げ、豆腐、ゆばなど具沢山です。炒りピーナッツをふってもらって食べました。根菜類とフクロダケ(きのこ類)の出汁がおいしかったです。

テーブルにある調味料の豆腐よう(クリーミーな発酵調味料)、唐辛子醤油、赤唐辛子塩などを、汁麺に溶かして好きな味にします。豆腐ようは、豆腐を発酵させた独特な香りがしますが、精進料理のスープにいれるとうま味が増します。

一年前に写真を撮らせていただいたパコ族のお母さんに会いました。私に気がついてくれて、笑顔いっぱいに迎えてくれました。家から市場まで近くて、今日も歩いて庭の野菜を持ってきていると教えてくれました。かぼちゃ、らっきょう、きゅうり、葉野菜、キャッサバ芋です。

お母さんのパコ族の背負いかごです。ほどよくつかい込まれています。籐(とう)でつくられていて、お父さんが山で採取して手で編んでいます。籐は森の中で成長するため、森の開発が進んでしまうと材料を探すのに苦労するそうです。
ア ルオイの朝市から、クアンチへと向かいました。山岳ルートでクアンチに行くのは、はじめてです。
チュオンソン山脈沿いのQL14(国道14号)ホーチミントレイル/ホーチミン・ルートを北上します。

山の麓に黄金色の棚田をみることができました。標高が高いので、空が近いです。山の明るい緑色の木々は植林かもしれません。

フエの山岳地域では、米の収穫シーズンを迎えていました。盆ざるをゆすって籾選りをしている村人をみかけました。選りすぐられた籾は、パコ族の背負いかごにざざっと入れていました。

同じ道沿いに国定史跡の案内がありました。
DI TÍCH LICH SỬ QUỐC GIA:DỐC MÈO
Histrical monuments national: Doc Meo (3500m)
DỐC MÈO(Dốc Con Mèo)は、ベトナム戦争のとき重要な戦略拠点の一つでした。
ホーチミントレイルから近いところにあり、Hồng Vân(ホンヴァン)村のKô A Nông(コーアノン)山の急斜面にあるそうです。次回は訪れてみようと思います。

DỐC MÈOの歴史的遺跡をあらわす石碑になると思います。功績を記すとともに数えきれないほどの悲しみがあったと思います。

庭で、収穫した籾を広げて天日干しをしています。収穫の喜び。笑顔がこぼれます。

庭に子どもたちが集まってきてくれて、たくさん写真を撮りました。

庭には、Vả(ヴァー)の実が、たわわに実っています。
フエゆかりの土地でよくみかける果樹です。日本名はオオバイチジクというそうです。青い実をスライスしてサラダや生春巻きにしたり、実を茹でるとホクホクした食感になり精進料理につかわれたりします。

売店で買いものをする母子。

舗装された道をひたすらまっすぐに車は走ります。

山道が深くなると、道端で貴重な籐(とう)が束ねられて水に打たれていました。

好奇心いっぱいの子どもたち。また会いにいきたいです。高床式の木の家で薪のある暮らしをしています。

子どもが手づくりのトラックで遊んで、タイルを運んでいます。

おばあさんのすらりとした立ち姿に、首元のネックレスと巻きスカートが美しく印象的でした。
Vân Kiều(ヴァンキエウ)族だと教えてくださいました。パコ族と同じ山岳民族です。

長い林道を抜けてダクロン橋(Cầu ĐắkRông)クアンチ省まできました。
手前の道標は、KHE GAT(ケーガット空港)まで250kmという案内です。歴史的な軍事用飛行場です。DHCMは、Đường Hồ Chí Minh / ホーチミントレイル(ホーチミン・ルート)のことです。

山奥にありますが交通量はそれなりにあり、荷物を運ぶトラックはベトナムとラオスの国旗プレートをフロントに貼り付けていて、国境が近いことを実感します。

ダクロン橋をわたり、左に曲がるとラオスとの国境とケサン基地(Khe Sanh)へ。右に曲がるとクアンチの省都ドンハ(Đông Hà)方面へいくことができます。
ダクロン橋はタックハン川(Sông thạch hãn)に架かる橋で、戦時中の1972年から1975年にかけて建設されました。武器や食糧の補給運搬に使用されるため米軍に何度も破壊されながらも建て直されました。
シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
寒かった冬がようやく終わろうという兆しを感じ始めた2月末。
道中で早咲きの河津桜を見かけました。
「あっ!サクラだ〜!!」「すごい咲いてる〜!!」
冬の枯れ木を背景にかわいらしい花を咲かせているその木を見て、「あぁ、やっと春が来るんだ〜」と心が和みました。
あんなに寒かったのに、こんなにきれいな色の花を咲かせるなんて、ホント、植物ってすごいです。
河津桜の感動に浸っている間に、ひな祭りもやってきて、街にはさくらの和菓子が出始めました。
こちらはスーパーでの買い物中、ピンク色にときめいて買ったさくら餅たち。
ほんのりさくらの風味がして、葉っぱの塩分と相まって、おいしかったです。
そこで、遅まきながら気づいたのが、さくら餅が2種類あるということ!
そうなんです、さくら餅には、関東風の長明寺と、関西風の道明寺があるというのです。
恥ずかしながら、今回初めて知りました。
関東風は巻いたもの、関西風は包んだもの
調べてみれば、同じさくら餅というジャンルながらも、関東風と関西風は形も材料も違うもの。
簡単に比べてみました。
まずは、形。
あんこを小さなクレープのようなもので巻いてあるのが関東風。小麦粉(白玉粉を入れることも)を水で溶いたものをクレープのように焼き、あんこを乗せて包んでいます。
一方、あんこをもち米で包んだのが関西風。もち米である道明寺粉を蒸したつぶつぶ系+もちもち系のもので、あんこを包んでいます。
なるほど、全然違いますね。
食感も、焼いてある関東風はすっきりめ、あっさりめ。一方、蒸してある関西風はつぶつぶめ、もっちりめという印象でした。
さて、お名前ですが、関東風は長明寺、関西風は道明寺といいます。
ふたつともお寺の名前がついているんですね。お寺同士、互いに競い合っているのかと思いきや、由来はまたもや全然違うのでした。
長明寺は東京・向島にある隅田川沿いのお寺です。
江戸時代のさくらの季節、隅田川のお花見にやってきた花見客に、長明寺の門前で、お寺の桜の葉を使ってお菓子を作ったのが始まりだとか。
お花見のお土産として人気が出て、長明寺のさくら餅として知られるようになったそうです。
一方、大阪の藤井寺市にある道明寺では、昔からもち米を蒸して乾燥させた保存食を作っていました。
これを砕いたものが道明寺粉。江戸時代にこの道明寺粉であんを包んだお菓子が作られるようになり、そのお菓子が道明寺として知られるようになったそう。
つまり、関東の長明寺は場所の名前、関西の道明寺は原料の名前で、同じさくら餅でも由来は別物なんですね。
出どころは違えども、長明寺も道明寺も同じさくら色のお菓子で春らしさ満点。かわいらしくておいしいお菓子です。
ちなみに、桜の葉っぱはどちらも同じ、大島桜の葉が使われているそうです。
長明寺は外側からしっかり巻いて葉の存在感を大きく見せ、道明寺はつぶつぶもちもちの本体に添える脇役のような存在だとか。
さてさて、関東風の長明寺と関西風の道明寺、みなさんはどちらのさくら餅がお好みですか🌸
フエ沿岸につながるラグーンTam Giang- Cầu Hai(タムジャン-カウハイ)地図 は、水辺の暮らしの豊かさをみせてくれます。東南アジアで最も広いラグーンともいわれていて、漁師を乗せた小船が行き交い、エビの養殖などの水産業と様々な作物を育てている小農業の風景をみることができます。
(参考)Tam Giangラグーンの橋 https://p-pho.com/column/vietnamgourmet/26103
「フエの蓮花」
田んぼに蓮花が咲いていたので、車を降りました。
ちょうど稲刈りのシーズンをむかえていて、遠くの田んぼから順にコンバインで収穫をしています。
黄金色の稲と蓮の葉が、朝の太陽に照らされて美しかったです。

草も生えていて、自然にまじりあっています。

フエの蓮はピンク色の花を咲かせます。
ベトナムの国の花といえる蓮花は、農風景にもあります。蓮は栽培されて蓮の実のおこわやチェー、お茶にします。小さな蓮根は漬物にします。
「蓮沼の泥」
蓮沼の泥を初めてみました。

泥中之蓮 (でいちゅうのはす)
蓮は泥の中で清らかな花を咲かせることから、煩悩の中にあっても純粋な美しさを保っているという例え。
大乗仏教の経典「維摩経(ゆいまぎょう)」に由縁します。
蓮花を想うとき、この言葉を忘れないでおこうと思います。
「Rau má(ラウマー)」
ベトナムの青汁につかいます。日本ではツボクサといいます。

田んぼと蓮沼の道路を挟んだ向かいに、ツボクサ畑がずーっと広がっています。ここQuảng Điền(クアンディン)郡では、無農薬栽培のツボクサは有名です。

ツボクサをミキサーにかけた砂糖入りの冷たいジュースは、暑い夏の日に身体の熱を冷ます働きがありよく飲まれています。ほろ苦くてくせになるおいしさです。
ツボクサは、スープ・炒めもの・汁麺のトッピング・鍋物など日常的に食されています。
フエでは、地産のエビのスープにツボクサをたっぷり入れます。エビの甘みとツボクサのほろ苦さがちょうどよいバランスで、私もよくいただいているスープです。
日本では、雑草のイメージがありますが、最近はCICAツボクサエキスのスキンケアとして知られていると思います。

ツボクサを小さな鎌で丁寧に刈りとっています。畑に鎌の音がサクサクと響いています。

刈りとったツボクサの根の土を払っています。

どこまでも広いツボクサ畑で、朝早くから摘みとっています。青々とみずみずしい香りがします。

こちらにおいでと呼ばれていくと思いがけずお土産にたくさんいただきました。この村の市場で牛肉を買って炒めものにして食べてね。と教えてもらいました。
エビのスープや牛肉の炒めものなど味にコクのあるものと、ツボクサをあわせると素材の旨みが際立って絶妙なおいしさです。ごはんが進みます。
「スイカとサツマイモ」
Quảng Điền(クアンディン)郡を過ぎて、海に面したHải Dương (ハイジュォン)村に入ると、水はけの良い、サラサラした砂質の土でスイカとサツマイモを育てています。あまくて美味しいスイカやサツマイモは、フエ市の街中からも買いもの客がくるほどの人気があります。

砂混じりの土にスイカの種を蒔いています。

雨季は台風と洪水に見舞われるラグーン地域ですが、乾季に訪れるとゆるやかな風が吹いて穏やかです。

私の友人宅から近いので、暑い日はスイカを買いにいって、寒い日はさつまいもを煮込んでラグースープをつくってもらってあたたまります。地産地消の暮らしを味わいます。
シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
先日立て続けにインドネシアのお土産をいただきました。
2種類いただいたのですが、いずれもインドネシアの森林で育まれたサステイナブルなグルメ。
日本では珍しい味覚なので、ぜひご紹介させてください。
森に暮らすジャコウネコのおかげで香り豊かになった珍しいコーヒー
ネコっぽいような、キツネっぽいような動物とコーヒー豆のラベル。
これは「コピ・ルアック(Kopi Luwak)」といって、インドネシアで珍重されるコーヒーなのです。
どんなものかというと、ラベルにあるジャコウネコという動物がコーヒーの実であるチェリーを食べ、その排泄物から回収されたコーヒー豆だということ。
うわっ!うわわわ〜っ!
と叫びたくなりますが、ジャコウネコの身体を通すことで、コーヒー豆が発酵し、味がまろやかに香り高くなるのです。
ちなみに回収したコーヒー豆はちゃんと洗浄、乾燥され、焙煎されているのでご安心を。
まろやかなコーヒーを体内で育んでくれる野生動物のジャコウネコ
ジャコウネコは東南アジアや南アフリカの熱帯雨林に生息する野生動物で、ネコでもキツネでもイヌでもなく、ジャコウネコ科に分類されます。
インドネシアではジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島に生息しています。
雑食性ですが、甘く熟した果実を好み、コーヒーに関しても、完熟した甘いコーヒーチェリーだけを好んで食べるそうです。その時点で、すでにおいしいコーヒー豆が選ばれているんですね。
ジャコウネコの体内の胃酸や消化酵素の働きで、独特の発酵が進み、酸味や苦味のもとが少なくなるのだとか。
結果として、コーヒー豆はまろやかでやわらかい味に変化しながら、分解されずにそのまま体外に出るのだそうです。
野生のジャコウネコが自然のサイクルの中で育むコピ・ルアックは、天然物なので少量しか生産されず、森の中での回収も大変です。
そんなわけで希少なコーヒーとして珍重されていて、お値段でいうと、一杯で数千円、100グラムで数万円というレベルのものもあるとか。
高級な贈答品はこんな感じでパッケージもゴージャス、金ピカです。
この箱は鑑定書付き。「100%天然で野生のコピ・ルアック」と書いてありました。
お味はまろやかでやわらか、そしてキャラメルやチョコレートの香りも楽しめました。ジャコウネコさん、ありがとう♡
嗜好性もあり人気のお土産なので、残念ながら人工的に作られたものも多く出回っているそうです。よく見極めてお楽しみくださいね。
鑑定書付き贈答ブランド・Kopi Luwak のウェブサイトはこちらです。
マルク諸島の森林で採れる栄養価たっぷりの有機ナッツ
「インドネシアで今人気だよ!」といただいたのが、ヘルシーナッツの「クナリ・ナッツ(Kenari Nuts)」です。
食べてみたら、ナッツなのにしっとりやわらかで、めちゃくちゃおいしい!
しかもスパイシー・ソルティッドキャラメル風味のコクのある味覚の中にピリ辛が効いて、絶品でした。
おいしさのあまり平らげてしまった。。。
クナリ・ナッツは栄養たっぷりの優れもの
クナリ・ナッツは、広大なインドネシアの中でもマルク諸島でしか採れないという希少ナッツで、栄養素がじつに豊富。
ビタミンEやミネラル、植物性オメガ3、12種類のアミノ酸などが含まれているスーパーフードです。
そんなクナリは樹木もすごい。水をあまり必要としないながらも、大気中の炭素を吸収し、森林のバランスを維持する働きもします。
地球にやさしく、人にも動物にもたっぷりの栄養を与えてくれる植物なんですね。
サステイナビリティがテーマのひとつだった2022年のG20外相会議では、インドネシア政府から海外要人へのお土産に採用されたそうです。
世界でも有数の森林面積を誇る自然大国のインドネシア。大自然の恵みのグルメ2選、いかがでしたか。
チャンスがあれば、その恵みをぜひ味わってみてくださいね!
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます
数年前のTết(テト)旧正月に、フエ市にある慈孝寺にいきました。旧正月のフエは、薄曇りの肌寒い日もあり春の温もりが待ち遠しいころです。
慈孝寺 Chùa Từ Hiếu(チュア・トゥ・ヒェウ)は、親孝行の僧侶ニャット・ディンが病気がちの母に尽くした物語が起源にあり、グエン王朝のトゥ・ドゥク王の耳にも届けられました。支援を得て、フエの貴重な古代建築の寺院となったそうです。フエの中心地から、数キロ離れた丘陵地に涼しげな樹々がそびえる小道としんとした静けさのなかにあります。

慈孝寺の三門(Cổng Tam Quan)
寒空のもと三つの通路のある門をくぐっていきました。瓦屋根付きの2階建てで、陶器の小片を用いた様々なモザイク装飾が施されています。

慈孝寺の蓮池 この写真は5月のころです。
三門をくぐると左側に蓮池があります。静寂につつまれて小さな生きものたちの気配が感じられる素敵な蓮池です。あめんぼやトンボをみかけます。
慈孝寺の蓮花が咲くのは、乾季の5月から6月くらいです。ピンク色の花を咲かせます。

思い出すのは、「No Mud, No Loutus 泥のないところに蓮はない」
慈孝寺に16歳で出家され、また、晩年を過ごされたThích Nhất Hạnh / 釈一行(ティク・ナット・ハン)禅僧の言葉です。
ティク・ナット・ハンの生涯(日本語):
https://plumvillage.org/ja/thich-nhat-hanh/biography
私は庭を歩きます。歩くお参りです。歩く瞑想というのかもしれません。慈孝寺に来ると心の内側から考えたり感じたり、呼吸はゆっくり深くなります。
お寺の鐘の音が心の内と外にも響くように、遠いところまで隅々と心は広がっていくような気がします。

慈孝寺のカイネウ(Cây Nêu)2024年のTếtより
「風 調 雨 順」(ふうちょううじゅん)
風は穏やかに雨はほどよく降り、五穀豊穣を祈り何事もうまく運びますようにと願う言葉です。
カイネウはお正月の習慣で、悪魔を祓い縁起を呼ぶものだそうです。本堂につづく庭の一角に竹を立てて、飾り付けをしていました。

「福」新年に願いを込めて。
本堂の前でお線香をあげて祈り、短冊に思いを書き記していました。

慈孝寺の本堂です。フエのなかで古いお寺のひとつで、歴史を感じられます。龍や鳳凰をかたどった装飾。建物の老朽化のために修繕されましたが、古き良き佇まいを残して、昔からの風格はかわらないです。

屋根の上のドラゴン。モザイクのパステルカラーは庭の樹々に映えてみずみずしく軽やかに。すばらしいと思います。

慈孝寺のホンノンボ(ベトナム盆栽)です。
ベトナムオリジナルの盆栽で、水を張った鉢に岩を置き植物やミニチュアをのせて景色を楽しむものです。慈孝寺のホンノンボは、シンプルで奥深く自然のリズムに人の手がそっと加わった美しさがあると思います。

中庭に入るとスターフルーツの古木の水受けに、おたまじゃくしが泳いでいました。ある日は、子どもたちが来て水面に浮かぶ木の葉や鏡のように映り込む景色をのぞき込んでいました。

慈孝寺の梵鐘(ぼんしょう)
ここから眺める蓮池も美しいです。上から2番目の写真です。

三門の内側には半円形の池があり、小さな亀や魚が泳いでいたり、プルメリアなどの樹が植えられています。

ある夏の日のことを。蓮池からすっと茎をのばして一輪の蓮花が咲きはじめていました。
今回は、2024年の旧正月と2023年5月の蓮池の写真をえらんで書きました。
慈孝寺は、フエの中心地から5kmほどのところにあります。旧正月と蓮花の咲くころか、花まつり、盂蘭盆(親孝行のVu Lanまつり)などの仏事にも訪れてみたいと思います。
慈孝寺 Chùa Từ Hiếu の場所
thôn Dương Xuân Thượng III, phường Thủy Xuân, quận Thuận Hóa, thành phố Huế.
シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
先日、タイのバンコクに行ってきました。
驚いたのはタイバーツ高。以前、タイは安くて買い物天国だなぁと思っていたのに、円安の日本から行くと何でも高く感じられて、お財布の紐がキュキュッと締まりました。
でも!ローカルグルメは別です。行きつけの麺食堂も以前より値上がりはしていましたが、まだ許容範囲。今度行く時も、どうかまだ食べやすい料金設定でありますように。。。
さて、今回はローカルグルメの中でも、タイ人たちの間で関心が高まっていヘルシー&オーガニックおやつを探求してみました。
戦利品たちをざっくりカゴに盛ってみると、にゅるにゅるタイ文字のデザインも相まって、なかなかかわいい盛り合わせになりました。
①甘酸っぱい自然の風味、タマリンドキャンディ
タイの寺院装飾に見るカッコいい紋様とタイ文字がプリントされた、タイらしさ100%のパッケージがかわいくて、いわゆるジャケ買いをしました。Tamarind Candyという部分だけアルファベットで読めます。
タマリンドは東南アジアでよく見かけるマメ科の植物。果実をそのまま食べることもありますが、お店でよく売っているのはドライフルーツやキャンディ、ジュースなどです。タマリンドペーストはタイ料理によく使われています。
紙箱を開けてみると銀色の小袋が詰まっていました。
小袋の中には小さなタマリンドキャンディが4粒。かわいいですね〜
タマリンドは食べると甘酸っぱくて、このキャンディーもまさにその通り。どんな甘酸っぱさかというと、梅かなと思います。干し梅に砂糖がまぶしてある、あの酸っぱくて甘い感じ。
ちなみにタマリンドはビタミンCや食物繊維、鉄分などのミネラルが豊富で、疲労回復や整腸作用、美容効果が期待できるというスーパーフード。
東南アジアの女性たちに人気のナチュラルフードなんです。
②謎のツブツブ、パームシュガー入りえごまのお菓子
またまたジャケ買いです。かわいいお花型のお菓子に惹かれて買ってみました。
かわいいけれど、一体これは何だろう? よく見るとツブツブだらけで、何なんだ、これは〜!
パッケージにはPerilla Seeds with Palm Sugarと書いてありました。
ペリラシードって何?と思って調べると、なんとシソの種、えごまだそうです。
特筆すべき栄養素は、私たちの体内では作れない必須脂肪酸のα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)。そのほか食物繊維、ミネラル、ビタミンなども豊富で、抗酸化作用もあるのだとか。
食べてみるとさっぱり風味の合間にパームシュガーの淡い甘みが香ります。意外といける!と思いました。
③まるごと乾燥、赤なつめの実
東洋の美女と言われる楊貴妃が美容と健康のために毎日食べていたというなつめの実。
中華圏では漢方の材料でもあり、台湾に住んでいたときには「女性の身体にいいから食べなさい、ハーブティーにして飲みなさい」と多くのおばさまたちから勧められました。
見た目はそれほどかわいくありませんが、食べてみると黒糖のような香りと甘みがあって、結構おいしいんです。
食物繊維が豊富で、鉄分やカリウムなどの抗酸化作用を持つというデーツ、毎日ちょっとずつ食べるのが良いそうです。
④紫イモのごく薄チップス
この色かわいい〜!と買ってみたものは、紫イモのチップスでした。
タイではSNS映えするヘルシーフードとして人気が高まっているとか。こうして写真に撮るとやっぱりかわいいですね。
紫芋と聞くと、ちょっとネバネバ系が思い浮かびますが、タイの紫イモは日本のさつまいもの仲間なのだそうです。なのでネバネバよりもホクホク。
しかも抗酸化作用のあるアントシアニン、食物繊維、ビタミンC&E、カリウム、鉄分なども豊富だそう。
おイモのごく薄チップスは、歯応えもしっかりで、ほんのりおイモが香るヘルシースナックでした。
ここまでのお菓子の一部をお皿に載せてみました。むむ、ヘルシー感ハンパない!そしてかわいい♡
⑤タイの王室農業プロジェクト「ドイカム」のドライフルーツ
タイ王室がタイ北部の農業支援のために始めたプロジェクトが「ドイカム」ブランドです。質の高い食材をなるべく自然に近い方法で加工して、タイ全土で販売しているおり、タイお土産の代表選手でもあります。
ドイカムのドライマンゴーは鉄板ですが、いつもその横に並んでいるグアバもなかなかおいしいんです。
目立つ甘さはありませんが、じわじわと風味を楽しめるグアバ。ビタミンCや食物繊維、カリウム、β-カロテンが豊富という優れものです。見つけたらぜひ味わってみてください。
⑥見ているだけでも楽しい野菜チップス
パッケージがかわいくてまたまたジャケ買いしてしまった、野菜チップス。
これはまだ食べていませんが、期待しております!
タイのヘルシーおやつたち、いかがでしたか?
今回お買い物したのは、バンコクでも有名なオーガニックショップ、Lemon Farmです。店内にはいろいろなヘルシーフードが揃っていて、見ているだけも楽しめます。バンコクを訪れたら覗いてみてくださいね!
「バインチュン」「バインテット」の販売が今年もスタートします!
今回のテト料理のバインチュン、バインテットは、
▷「おうちでベトナム通販」https://p-pho.com/shop/
*年末年始の出荷について*
2025年12月22日〜 2026年1月4日の期間中は、出荷をお休みします。
バインチュンとバインテットの過去の記事もぜひご覧ください。
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今回も、テトに、より美味しいバインチュン・バインテットを届けられるよう、ただいま準備中です。
楽しみにお待ちください。
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各店舗の年末年始の営業時間のお知らせです。
◯ロータスパレス赤坂
12/30 11時〜18時
12/31・1/1 休み
1/2〜 通常営業
◯ロータスパレス池袋
12/31 11時〜19時
1/1・1/2 休み
1/3 10時半〜21時
1/4 11時〜21時
1/5〜 通常営業
◯バインセオサイゴン新宿
12/31 11時〜15時
1/1 休み
1/2 10時〜22時
1/3〜 通常営業
◯バインセオサイゴン有楽町
12/31 11時〜18時30分
1/1 休み
1/2・1/3 11時〜20時
1/4〜 通常営業
◯バインセオサイゴン虎ノ門
12/27〜1/4 休み
1/5〜 通常営業
◯フォーハノイ北千住
12/31 11時〜18時 (B1Fマルシェ 9時〜18時 )
1/1 休み
1/2〜 通常営業 (B1Fマルシェ9時半〜20時半 )
◯フォーハノイ南阿佐ヶ谷
12/31 11時〜15時
1/1 休み
1/2〜 通常営業
◯フォーハノイセカンド 浜松板屋町
12/30〜1/2 休み
1/3〜 通常営業
◯フォーハノイ屋台33 新宿ルミネエスト
12/31 11時〜18時
1/1 休み
1/2・1/3 11時〜20時
1/4〜 通常営業
◯ロータスパレス博多
12/31 11時〜16時
1/1 休み
1/2〜 通常営業
◯ロータスパレス大名
12/30 通常営業
12/31〜1/2 休み
1/3〜 通常営業
◯バインセオサイゴン東京ドームシティ
全日 通常営業(休業日なし)
年末年始も、美味しいベトナム料理をお楽しみください
