ベトナムレストラン ピーフォーシンチャオ！ 「サイゴンノオト」のわん吉です。
日本はお盆休みの真っ最中ですね。
里帰りなさっている方々は、ひさびさにご家族そろって、
わいわいとにぎやかに食卓を囲んでいらっしゃることと思います。
さて、ベトナムの流儀でも、ごはんはみんなで楽しく食べるもの。
大皿からお惣菜を取り合い、鍋をつつきあい、
話に熱が入ってお米粒を飛ばしちゃっても、
ワッハッハ、と場がさらに盛り上がったりして。
そんなわいわいとにぎやかなごはん風景を
このたびのBAR PHO HANOIのオープンを祝して、
HANOIからちょっとお届けしたいと思います♪
まずは、ハノイの胃袋、
ドンスアン市場近くの夜の屋台。
夜空と裸電球と蛍光灯の下、
ベトナムの人も、外国人も、
ギューギューに座って、
飲んでは、食べて、しゃべって、笑って
大盛り上がりです♪
屋台の厨房は半屋外の一角に。
プロパンガスと短いホースでつないだ
むき出しのコンロで、
おねえさんたちがダイナミックに
ジュージュー＆パチパチと
炒め物と揚げ物に精を出しています。
この厨房、半屋外だから暑い、暑い。
天井からつるした鍋のような旧式扇風機2台も全力で回っていますが、
効き目はなかなか・・・。
でも、厨房のみなさんは暑さもなんのその、
お客さんから次々くる注文に応えて調理に全力！
たらいなどの厨房道具も店先の道端にまではみだしていますが、
繁盛どきは道路だって即席の厨房、
ハノイの夜市のごくごく普通の光景なのです。
小さなショーケースに並んだ
魚のまるごと揚げに、ピーナッツ揚げ。
ビールだって、ごはんだって、
どんどん進んでしまいそうです。
このこじんまりした屋台にも
おなじみさんらしき人がちらほら。
ハノイの夜は電球が健在です。
道は暗いけれど、
ボワッと灯る黄色い小さな光のまわりには
なにかありそう♪ とわくわくしちゃいます。
そんな灯りの下の果物屋台。
タイムスリップしたような、
なんだか懐かしいような。
ノスタルジーな気分に浸っていても、
おばちゃんたちは「買っていきなさいよ」
と明るく元気いっぱいです。
さて、夜も明けて、
休日の午前中はお茶をのみながら、
一家でのんびりテレビ鑑賞。
店の前にイスを出していたら、
近所の人も加わったりして、
あーだこーだと
にぎやかになりました。
ベトナムの食卓のまわりはいつもこんな風に楽しそうです。
楽しいごはんタイムはおいしさだって倍増ですね♪
ハノイはベトナムの首都でもありますが、
1000年の歴史を誇る古都でもあります。
活気あふれるホーチミンと比べると、
しっとりとした雰囲気が漂って、わん吉も大好きな街。
遺跡や湖もたくさんあって、風情が感じられるのです。
湖畔には小さなカフェも並んでいて、
柳の下でカップルが寄り添ったり。
Hồ Tây（西湖）の夕暮れにも
見とれていると・・・。
おっと、なにやら湖上を静かに動くシルエットが・・・。
白鳥のボートです！
ベトナムの湖でもやはり白鳥ボートか、と気づくと
ますますこの国に親しみを感じるわん吉なのでした（笑）。
