» 「ミャオ族の刺繍と暮らし展」を観ました

シンチャオ!サイゴンノオトのぴょんこです。

少し前のことになりますが、東京・三軒茶屋の世田谷文化生活情報センター「生活工房ギャラリー」で開催されていた「ミャオ族の刺繍と暮らし展」(2017年11月11日~12月10日)を見て参りました。

中国西南部の貴州省に多く暮らしているというミャオ族(苗族)。
もとは、中国南部の山岳地域に暮らしていた苗族ですが、中国政府からの迫害を逃れて南下し、19世紀にはベトナム、ラオス、タイなどの山岳地方にも移り住むようになったそうです。「苗(ミャオ)」とは漢民族による他称で、自らはモン(Hmong)などの名称を用いています。ベトナムでは、衣装の色遣いやデザインから花モン族、黒モン族などと呼ばれ、それぞれの美しい民族衣装や刺繍の伝統を伝え継いで暮らしてきました。(参考 *1)

ベトナムのサパで、花モン族の手刺繍の施された華やかなスカートに心を奪われて以来、ぴょんこもミャオ族・モン族の刺繍の世界に興味を抱いておりました。今回、常滑市の私設博物館「苗族刺繍博物館」のコレクションが展示されると聞いて、とても楽しみにしていたのです。

 

展覧会のパンフレット。華やかな衣装のイメージそのままの、ピンク地の美しいレイアウトです。

 

会場入り口の展示。ミャオ族の人々が暮らす壮大な自然の景色を背景に。

 

背中をびっしりと細かな刺繍で埋め尽くした上衣。

 

植物と人物と鳥と。愛らしいモチーフが並んでいました。

 

細やかな刺繍がたくさん施された上衣が並び、そのデザインのバリエーションや刺繍の繊細さに圧倒されました。農作業の合間を縫って糸を紡ぎ、織り、染め、そして刺繍を施して…と、貴重な時間を費やして家族のために作られた唯一無二の衣装たちです。

 

ひと口にミャオ族・モン族と言っても、刺繍の技法や模様などは、実にさまざま。モチーフのひとつひとつにも意味があり、文字を持たなかったミャオ族の信仰や精神世界が反映されています。

 

ユニークな祝祭の情景が刺繍で描かれた背帯。
子どもを背負うための「背帯」は、「布目から魔が入る」ことがないように、特に念入りな刺繍が施されているそうです。
日本にも「背守り」という、母から子へ贈られた祈りの手仕事の伝統がありますね!

 

ベトナム北部の少数民族が暮らす村で見かけた印象深い光景です。
簡素なトタン屋根の家の前に干された、鮮やかな刺繍帯。
家よりも何よりも衣装に手間暇をかけ、大切にしている人々がいるということを知りました。

(*1 『アジアのかわいい刺繍』誠文堂新光社 2012年)

*              *

いよいよ今年もあとわずかとなりました。
いつもサイゴンノオトのコラムをお読みくださり、ありがとうございます。
来たる2018年もすばらしい年になりますように…。

 


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