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花がいっぱい

release : category : サイゴンノオト

シンチャオ! サイゴンノオトのぴょんこです。

日本は、今、紫陽花がきれいですね!
季節によってさまざまな花が楽しめる日本の暮らしはいいなあと思う一方で、
時々、ベトナムで見かけた花の景色を思い出します。

ブーゲンビリア、蓮、アデニウム、アンスリウム、ねむの花、さるすべり、ノウゼンカズラ、コーヒーの花、バナナの花、ナンバンサイカチ、カエンジュ…。
旅先や出かけた先で見惚れるばかりで、どんな時期に咲くのか、どんな種類なのかはあまり覚えられませんでしたが、
南国らしい明るくはっきりした色彩の花にハッとしたことが、数えきれないくらいありました。


ベトナム中部ホイアンのホテルのブーゲンビリア。オープンなロビーの屋根を覆って咲いていました。

 


ホイアンの黄色い塀に映えるハイビスカス。

 


こちらも、ホイアンで見かけたボトルブラシ。ボトルを洗うブラシそのままのネーミングが面白いですよね!
キンポウジュともいうそうです。
こんな風に、柳の木のように風になびく姿は、めったに見かけなかったのでとりわけ目に焼き付いています。

 


こちらは、ホウガンノキ。砲丸の木です。錆びた大砲にそっくりな実がなることから、「Cannonball tree」と呼ばれ、和名もそのまま訳されたものだそうです。
ホーチミンの立派な邸宅の門の前に植えられた木ですが、幹には電光飾りが巻かれていますね。夜には、ライトアップしているのかもしれません。


そのホウガンノキの花は、何とも迫力のある色合いです。ベトナム語では、麒麟とか龍の頭と言う言葉で、呼ばれているそうです。

 


ベトナム中部の高原ダラットで見かけた花は、とても可憐な花。


多分、シャリンバイ(車輪梅)と呼ばれるバラ科の花なのではないかと思いますが…。
白とピンクの花が、かわいいです。つぼみもとってもかわいいです。

 


デュランタという、熱帯の花木だそうです。こちらも、ダラットで見かけた可憐な花です。
薄紫の花と、黄色い実との組み合わせが、印象的でした。

 


ベトナム北部の町、サパで出会ったランタナ。日本でも時々見かけますが、花の色を徐々に変化させながら咲くので「七変化」と呼ばれているのだとか。

 


そしてこちらは、コーヒーの花。くちなしのような甘い香りがします。
白い花が連なったように咲き、その後に出来た実が、赤く熟してコーヒー豆となるのです。
調べたら、コーヒーの花の開花はたった2日だけなのだとか。
知らずして、貴重な花を見られたダラットのコーヒー畑。
いつかもう一度訪ねてみたい、素敵な展望カフェもありました。

まだまだたくさんのベトナムの花々があります。また今度、ご紹介したいです。