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VOL.104 Bún bò Huế (ブン・ボー・フエ)

release : category : ベトナム〜おいしい散歩〜

ホーチミンからフエに移動して、Bún bò Huế (ブン・ボー・フエ)を食べにいきました。

Bún bò Huếの Bún(ブン)は、生ビーフン。

ブンは、米とタピオカ入りの生地を少し寝かせてから、水を沸騰させた鍋に、ところてんのように押し出して茹であげた細めで断面が丸い麺です。ツルツルもちもちした食感が特徴です。 ベトナム中部ではいろんなブン屋さんを見かけますが、ブンは他の麺よりも細くてやわらかいので、スープやタレのなじみもよく食べやすいです。

bò (ボー)は、牛・牛肉。

Huế(フエ)は、ベトナム中部都市の地名です。

Bún bò Huế (ブン・ボー・フエ)は、フエの郷土料理のひとつで、朝食として専門店や屋台で食べることができます。

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牛骨スープのコクに赤唐辛子のほどよい辛味とレモングラスの香りが食欲をそそります。トッピングは、牛肉の赤身・骨付き豚肉・蟹と豚の団子から選ぶことができ、レバーのようなものは血を熱して固めたものです。

わけぎの小口切りと白髪葱がトッピングされて、Bún bò Huế (ブン・ボー・フエ)のどんぶりが運ばれてきました。まずはそのまま食べてみて、辛味が好きな人は、ここの店では、赤唐辛子入りのヌックマムのタレを入れます。ベトナムレモンをしぼって、味をひきしめたり旨味を引き出して、好きなように味つけをします。

テーブルにある野菜とハーブのトッピングは、レタスや貝割れ大根、バナナのつぼみのスライスなどがあります。スープにひたしながら、ブンと一緒に食べるととてもおいしいです。

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ブン・ボー・フエを食べた後は、バイクで移動して路上カフェに寄りました。

小さなイスに座り、同じ小さなイスがテーブルになります。コップにコンデンスミルクを注いで、コーヒーフィルターでいれたブラックコーヒーが注がれて層になっています。どこもかしこも小さくてかわいい。小さなコーヒースプーンで混ぜて、ベトナム中部式の濃いコーヒーを少しずつ味わいました。

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 路上カフェはいつも、ゆったりとしたベトナム時間が流れています。

 

フォトグラファー 青木由希子