シンチャオ! サイゴンノオトのメーやんです。
ほんの少し、暑さが和らいできた西日本より、今回はマラソンの話題をお送りします。
日本では朝でも昼でも夜でも、外に出れば必ずと言っていいほど黙々と走るランナーたちに出会います。そんなマラソンブームは日本だけではないようで、ベトナムでも近年走る人が急増中!
それにともないベトナム国内のマラソン大会がぞくぞくと増えていっているようです。
メーやんの家族もベトナムや近隣アジア諸国のレースにエントリー、参加しています。
メーやんは長い距離を走るのが苦手なのでベトナム在住時、参加したのは一つだけ。
それはカンボジアの遺跡の周りを走る「アンコールワットマラソン」!
たった2㎞のお手軽コースにエントリーをしたので、いろんなお国の人たちとお祭りのようにユラユラ走りました。
12月の早朝スタートだったので気温も涼しく、「世界遺産の地を走っているんだ」と思うとテンションもアップ♪ 思い出深い、楽しいランでした。
そんな、へなちょこビギナーのメーやんとは違い、ベトナムには今年2017年に初開催されたこんなパワフルな大会に家族が参加してきましたよ。
ひとつめは「Tamdao Mountain Trail race」。http://tamdaomountaintrail.com/en
ハノイから70Km離れたベトナム北部の山で開催されました。
雲海から塔が突き出るようにそびえたつ、「ラピュタ」のような景色が見られるとのこと。幻想的で素敵ですね。
なんて、ランナーのみなさんは言ってられません。この山道!
高度900mほどの山なので多様な植物がみられるとのことですが見ている余裕はあるでしょうか...。
続いてはハノイの南西140㎞のMai Chau近くで行われた「Vietnam Jungle Marathon」。https://vietnamjunglemarathon.com/
その名の通り、滝や川、石灰岩の山がそびえ立つ、自然そのままの姿を今に残すジャングルで行われます。
大会のHPでもこの棚田のある風景という特徴を生かし、観光に訪れる人の少ないこの地で新しいベトナムを知ってほしいという想いが紹介されています。
さらにもうひとつ。おもしろい特色があるそうです。
それはランナーは伝統的な高床式の家に滞在できるということ。ホテルなどがないので、現地のお宅に泊まるんだそう。
写真だけ見ていると、景色もいいしおもしろそうだなーなんてのんきに思いますが話を聞いてみるとやはり過酷です。
メーやん家族、42kmのレースにエントリーしたはずが実際は50kmだったそう。
しかも、それを知ったのはレースの真っ最中。一番苦しい38km地点だったそうな…。なんともなんとも、日本では考えられませんね。
自宅にはランナーがもらえるTシャツが次々と増えています。これはすべてベトナムでのレースでいただいたもの。
ホーチミンで行われている「ホーチミンマラソン」も昨年はすぐにエントリーが締め切られるほどの人気ぶり。
さらにホイアンマラソンも加わり、今年は7つもベトナム国内でのマラソンレースが予定されているようです。
ハノイやホーチミンなどの都会を街歩きする観光もいいけれで、ベトナムの山を駆け抜けぬけ、肌で自然のベトナムを感じるのもいいですね。
ですが、設備や医療などのサポート体制もまだまだのところがあるのでビギナーは手を出さない方がよいかもしれませんので注意して参加してくださいね。