ベトナムレストラン ピーフォーシンチャオ！「サイゴンノオト」のぴょんこです。
ベトナムはよく「フルーツ天国」と称されますが、ほんとに一年中さまざまなフルーツがいただけて、しかもお安いんですよ♪
我が家は毎朝、果物メインの朝ごはん。こんな感じです。
バナナ、タンロン(ドラゴンフルーツ)、パッションフルーツ、キウイ、イチゴ。休日の朝には、剥いたり切ったりに時間がかかるパイナップルやブーイ(ザボン)、マンゴーなどが加わります。
マンゴー、タンロン、バナナ、スイカ、パイナップルなど、ほぼ一年中いつでも食べられるフルーツがある一方で、この季節限定！という旬のあるフルーツもあります。
今は、まさに、ちいさなみかんの季節。
日本のみかん（いわゆる「こたつでみかん」のみかん）の、半分くらいの大きさで、甘みも少し抑えた感じです。10月後半くらいから、果物売りのおばちゃん、おじちゃんのかごに見かけるようになり、ぴょんこもこのところ何度も買っています。
果物売りは、バイクの後ろにかごを載せて、こんな風にその時々の旬のフルーツを売っているのです。
毎日たいてい同じ場所に立ったり付近を徘徊したりしていて、こちらが歩いていると必ず「みかんだよ。買わない？」と声をかけてきてくれます。
このみかんは、1キロ25,000ドンから30,000ドン。150円しないくらいです。はかりもちゃんと持っていて、「1キロちょうだい」というと、はかってくれます。
先日、笑顔がかわいいこのおばちゃんにみかんの名前を聞いて、ノートに書いてもらいました。「vít」と大きく2回書いてくれました。
vítって言うんだあ。覚えました！
今日、ベトナム人のお友だちとフルーツの話をしていて、「今、Vítの季節ですね。おいしいですね」と言ったら、怪訝な顔で「違います！」。
「Vítは、ねじのことです。今、旬のみかんは「Quýt」というんですよ。戦争中に子ども時代を過ごしたような人の中には、文字を書くのが不得手な人もいるから、鵜呑みにしちゃダメよ」と言われてしまった…。
果物屋さんやスーパーで「Cho tôi vít ねじをください」っていうところでした。教えてもらってよかった～。
みかん屋のおばちゃんにも、今度会ったら教えてあげなくっちゃ。
