シンチャオ! サイゴンノオトのぴょんこです。
ベトナムの街の至るところで見かける、プラスチックの椅子。
ローカル市場や路上カフェでよく使われている、赤や青の椅子。
私たちは「プラ椅子」と呼んで、あまり積極的に座ってみることはなかったのですが、なぜかこの椅子、絵になるのです。

ホーチミンのタンディン市場で、店番をしながら編み物をしている女性。
背もたれ付きのプラ椅子に座り、低いプラ椅子に足をのせていらっしゃいます。
高さの違う青いプラ椅子もあって、使い分けているご様子。プラ椅子上級者ですね♪

こちらはヘム(路地)の一角にある路上食堂。
折りたたみテーブルと青いプラ椅子。壁に描かれた電話番号。赤いくずかごやテーブル上のかごがアクセントになっています。
ベトナムらしい、印象深い光景です。

赤いプラ椅子に座る、作業員風の男の人がコーヒーを飲む姿と、後ろの壁のグラフィティの雰囲気が 妙にマッチしている!と慌てて、車の中からシャッターを押した風景。
ゆったりした時間が流れています。

大きな木の下で、食事をしたり、お茶を飲んだりの憩いのひととき。
座面が平らなプラ椅子は、テーブルになったり椅子になったり、とても便利なんです。

ヘムを歩いていて見かけた、かわいいお茶のスペース。
一般のお宅の玄関前に、プラ椅子とテーブル。とても居心地がよさそうですね♡

「サイゴンノオト」8号でも紹介した、ヘムの中で出会った景色。
ただのバケツとイスが片隅に置かれただけの光景ですが、壁と光と組み合わさって…。

赤い椅子が4つ並んで。それだけだけど、かわいい景色。

路地の入口に設置されたカフェ。
壁のポスター、置き去りにされたコップ。掃除が行き届いていないのも、許します!

お休みの日の朝に、少し遠出して覗きに行った、蚤の市。
店主不在のうつわ屋さん。使いこまれたプラ椅子の存在感。

こちらは、プラ椅子はありませんが、蚤の市で見かけた帽子屋さん。
何ということもないけれど、記憶に残っています。
特別なものは何もない、日常の中の一場面が、ハッとするほど印象に残ること。
ベトナム暮らしの中ではそんなことが度々あったなあと、思い返しています。