シンチャオ! 「サイゴンノオト」のわん吉です。
12月のサンフランシスコは雨がよく降りました。
1月はめっきり雨も減りましたが、朝は霧がよく出ます。
そんなしっとりの朝、
サンフランシスコ市庁舎前で毎週水曜と日曜に開催されている
「ファーマーズマーケット」をのぞいてまいりました。
サンフランシスコのあるカリフォルニア州は、
アメリカで農産物の出荷額が最大のエリアです。
野菜が全米生産量の1/3、果物やナッツは2/3を占め、
ブドウはそのほとんどがカリフォルニア州で採れるのだそうです。
(有名なワインの産地、ナパバレーもあります!)
ほかにも、乳製品、牛肉、米などの生産も多いとか。
そんなお土地柄もあるのでしょう♪
週末になるとあちこちで大小のファーマーズマーケットが開催されます。
サンフランシスコ周辺の農家のみなさんが、
野菜や果物、はちみつや花、チーズやパンなどを売るかたわらで、
おいしそうなお惣菜屋台も華を添えて、
どのマーケットもなかなかのにぎわいです。
市庁舎のおひざもとで開催されるファーマーズマーケットに
行ってみてびっくりしたのは、アジアの人がたくさんいたこと。
野菜屋さんをのぞいたら
「chin do!(9ドル)」というベトナム語が聞こえてきて、
「あれれ?ここはどこだったっけ?」と不思議な気分になりましたよ。
マーケットの出店者はアジア系、メキシコ系の方が多くて、
お客さんもアジア系の方が多い。
ということは!「きっと安い!」。
はい、この大根の束は1ドル、かぶの束も1ドルでした☆
スーパーで買うよりもずっとお安い値段でした。
魚屋さんをのぞいたら、
ここでもベトナム語がちらほら飛び交っていました。
アメリカのスーパーでは見かけない魚やアラなど、
アジアの香りプンプンの品揃えです。
魚を指でつついたり、持ち上げたり、と、
お客さんの買い方もアジア風で、ちょっと懐かしくなりました。
ブラブラしていたら、果物屋さんの前に梅の枝を発見☆
そういえばもうすぐテトですね。
ハノイは紅い梅の花、ホーチミンは黄色い梅の花。
サンフランシスコで見つけたのは紅い梅。
太平洋をはさんだ外国で、
ベトナムのテトを初めて感じた朝となりました♪