シンチャオ! 「サイゴンノオト」のメーやんです。
ベトナムの人にとって、とても大切な行事、「テト」があと少しでやってきます。それに合わせて街中がテトの飾り付け準備で大忙しです。はい、そうなんです。あと一週間を切った今もなお作業中のところの多いこと! 気合たっぷりの大掛かりなものが多いせいもありますが、毎年「間に合うのか!?本当に完成するの?」と、ついつい心配になるのんびりペースでの準備風景なのです。
日本の師走同様、ホーチミン中心地は混雑気味。タクシーもつかまりにくくなっているようです。
ですが、普段のホーチミンはとてもタクシーが利用しやすい場所と言えます。ボーっと立っているとタクシーがするる~と目の前に停まってしまうほど、街にタクシーがあふれています。町中に電車がないこと、価格も日本に比べるとずっと安いこともあり、日々タクシーにお世話になっています。
そんなわけで、「シンチャオ」の次に覚えたベトナム語は「di thang(まっすぐ行ってください)」「queo phai(右に曲がって)」「queo trai(左に曲がって)」といったタクシーで使う言葉だったように思います。ただ、ベトナム語がまだまだうまく操れないものですから行先を伝えるのはもっぱら「住所を書いて見せる」の方法をとっています。
こちらのタクシー運転手さんは地図が苦手です。方向音痴のメーやんと同じく地図を見せるとクルクルクルクル地図を回して、ふむ~と唸り、挙句の果てにお手上げ(ためいき)となることがしばしば。住所を伝えた方がすんなり連れて行ってくれることが多いのです。
住所の表記はまず「番地」、次に「通りの名前」、、、と日本の表記とは反対に細かい部分から始まります。時々住所がわからず、タクシーに飛び乗ってとりあえず通り名だけ伝えると、タクシーの運転手さんにすかさず「so may???(何番)」と聞き返されてしまいます。長い通りだとこの番地によって行く方がずいぶん違いますもんね。
そうそう、メーやんの好きなベトナムの風景のひとつは、この「番号」のある風景です。
木に、番地が書いてあるんです!緑あふれるホーチミン。使わない手はありません。
後ろのお店の看板と番号が一緒でしょ?
歩いているときもキョロキョロしていますが、タクシーに乗って眺めるホーチミンの街もまたひと味違って面白くて、一人窓にしがみついて外を観察する時間を楽しんでいます。