シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
タイに暮らす以前から、タイのイメージといえばこの「水上マーケット」♪ 果物や食べ物を小舟の上で売り買いする、水の上の市場です。
アジアには「東洋のベニス」と言われている都市がいくつかありますが、タイもそのひとつ。
北部の山間を源流とする有名なチャオプラヤー川はバンコクの南に広がるタイランド湾に注いでおり、特にその河口にあるバンコク周辺では川や運河などの水路が発達してきました。水路沿いは小舟さえあれば交通も便利で、しかも涼風がそよぐので、人々は水路沿いにどんどん家を建てていったそうです。その家々を目当てに小舟が物売りにやってくるようになり、水の上の市場は広まってきました。
さて、バンコクのガイドブックでもよく紹介されている水上マーケット。バンコク市内の川や運河などで行われているのかなぁと思っていましたが、有名な場所はバンコクから車で一時間ほどのところにあるのだとか。今回向かったのは、なかでも観光スポットとして知られるダムヌンサドゥアック水上マーケットです。
わん吉みたいに水上マーケットに行ってみたい~♪という観光客はたくさんいるのですね! ダムヌンサドゥアックの水上マーケットは観光客でいっぱい&運河もこんなに大渋滞です。
それでも小舟をチャーターして川の上に出てみれば、目線もぐっと下がり、舟のゆらゆらも気持ちよくて、楽しいひとときです。
小舟のこぎ手はおばあちゃん。
民芸品やお土産物屋さんが水路沿いに並んでいます。お店の人たちは小舟が近づくタイミングで商売モードに☆
お客さんは小舟の上で商品を吟味中。
ココナツジュースやお水、ビールも水の上で購入!
タイのラーメン、クイテオも水上出店中☆
暑い午前中でしたが、小舟に乗っているだけでちょっと涼しく感じました。にぎやかな水上マーケットの中心を抜けて、地元の人々が暮らす水路にもちょっとおじゃましてみると、水際に並んだ家では、2階のベランダで、1階の舟寄せ場で、住人のみなさんが想い想いに座って水路を眺めたり、子どもと遊んだり。タイの人たちの水とともにある暮らしを垣間見たような気がしました。
もうちょっと足を延ばせば、観光客向けではない水上マーケットもあるのだとか。ぜひ訪れてみたいです。