シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@バンコクです。
今、タイは一年で一番暑い時期。
そしてこの暑い時期にタイのお正月「ソンクラーン」がやってきます。
今年のソンクラーン元旦は4月13日。今年は12〜16日まで祝日です。
ソンクラーンは「水かけ祭り」とも呼ばれ、街では水鉄砲や水いっぱいのバケツを持った若者たちが水をかけあうのが風物詩。この時期、通りに出れば水をかけられビショビショになること必須です。
そんな水かけ祭りの由来は、仏教国であるタイの人たちの心の支えである仏像や仏塔、そして両親や祖父母など年長者の手に水を掛けて敬意を表すという伝統的な風習にあります。ジャスミンの花の香りがする水を丁寧にかけて徳を積、水をかけてもらった年長者はかけてくれた年下の者に対して幸せを祈ります。
今週に入り、わん吉の住むマンションのロビーに、仏像を祀る祭壇が設けられました。ジャスミンと花びらが散りばめられた最上段の金杯の上に仏像が鎮座しています。
その脇には同じくジャスミンの花と赤い花びらが散りばめられた水も置かれました。
このよい香りのする水を小さな杯にとって、仏様に優しくかけるのです。
水をかけて清め、自分にとって大切な仏様や親に敬意を表す。一年に一度、そんな心のこもった日を迎えるのもよいものだなと思います。暑い時期だからこそ清らかな水がみんなの心を穏やかにしてくれそうですね。
街では激しく水をかけあって戦々恐々としていますが(笑)。
タイのみなさん、どうぞよいお年を! Happy Songkran!