シンチャオ!サイゴンノオトのわん吉@台北です。
夏本番を迎え、ゴールデンカラーのマンゴーがますます鮮やかに輝く季節になってまいりました。
甘くてジューシーな愛文と水蜜桃
台湾で愛されているマンゴーといえば、赤くてやや丸型の「愛文マンゴー(アップルマンゴー)」。日本でも「台湾マンゴー」として店頭に並んでいるので、見かけたことがある方も多いと思います。
愛文マンゴーは甘い香りが濃厚で身も柔らかくてジューシー、食べたら「おいしい〜♡」としか言いようのない申し分のないマンゴー。切ってみれば、いつもみずみずしいです。
さて、最初の写真で愛文マンゴーの隣にいるのが「水蜜桃マンゴー」です。
果物屋さんで一玉500円ほどもする高級マンゴーでしたが「おいしいのよ、食べてみなさいよ」とおばちゃんに強くすすめられて買ってみました。
水蜜桃マンゴーの「水蜜桃」とは、中国語で「桃」の意味。おばちゃんは「マンゴーに桃を掛け合わせたのよ」と言っていました。厳密なことはわかりませんが、桃とマンゴーのいいとこどりの品種かな。
おばちゃんは私の鼻にマンゴーを近づけて「ほら、すごく香るでしょう」と言ってきましたが、マスク越しの鼻はあまり反応せず。その後家に戻り、ビニール袋から出した途端に甘く濃厚な香りが漂いました。
「愛文より実が繊細なのよ」とおばちゃんが言っていた通り、切ってみると実のきめ細かさがわかります。みずみずしさが光に反射して、うわぁおいしそう〜♡
食べてみると、香りと甘さが一気に広がり、口溶け滑らかで極上の印象。そして確かに、桃の蜜のような甘さと食感がありました。
ティースタンドのマンゴーシェイク
あぁ今はマンゴーの季節だ、と気づかせてくれるのはこんな看板でもあります。台湾のみなさんが大好きなヘルシーフルーツティー屋さんMACUの季節限定メニュー、サマーバイブスを満喫するマンゴーシェーク3種!
ポスターのマンゴーカラーが眩しくて買ってしまいました。
愛文マンゴーと自家製緑茶ゼリー、ポメロの粒々とココナツミルクを絶妙にシェイクした写真左の「楊枝甘露2.0」。マンゴーとココナツの甘みに、お茶のさっぱり風味とグレープフルーツ系の爽やか酸味が代わる代わる舌を楽しませてくれる、暑い太陽に負けないトロピカルドリンクでした。
しあわせのマンゴーロールケーキ
ケーキ屋さんもマンゴー真っ盛りです。パウンドケーキやムースの間にマンゴーが挟まり、マンゴーカラーの華やかなショーケースはこの季節ならでは。
台湾のロールケーキは甘さも控えめでわん吉好みですが、マンゴーが入ると一気にトロピカルスイーツに変身します。しっとりロールケーキのマンゴー入り、季節の味が満載でおいしかったなぁ。
最後に忘れちゃいけないのが、マンゴーかき氷。これを食べずして台湾のマンゴーシーズンは終わりません。今年はまだなので、ぜひ食べなくては!
暑い日が続きますが、おいしい季節のものを楽しみながらみなさんも元気にお過ごしくださいね♪