シンチャオ!「サイゴンノオト」のぴょんこです。
夏休みに、中国国境にほど近い、ベトナム北部のSAPA(サパ)に行って参りました。ホーチミンからハノイへ飛行機で2時間、ハノイからラオカイへ夜行列車でおよそ8時間半、さらにラオカイから車で1時間ほど行ってようやく到着!かなりの長旅でした。
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サパからタフィン村へのトレッキングへ行きました。周囲には美しい棚田が広がります。ベトナムも北部になると四季があります。サパでは、年に1度くらい雪が見られるのだとか。
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ちょっとわかりにくいですが、大きなかぼちゃがよくまあ、ぶらさがっていること!藤棚スタイルのかぼちゃをあちこちで見かけました。地面にかぼちゃがころがる露地栽培しか見たことのないぴょんこは、かなり驚きましたよ。
ここSAPAでは、パンプキンスープが名物のようです。ローカル食堂でも、ベトナム料理のコースの最初に出てきました。あるお店でいただいたスープは、生姜入りでおいしかったぁ。
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途中で何度も、水牛たちとすれ違いました。私たちといっしょに歩いているのは、物売りと案内のために4時間もつきあってくれたザオ族の二人。水牛は、どこのお家でも耕作のために何頭か飼っているのだとか。
私たちが昼食(ピクニックランチ)をいただいている間、ザオ族の二人は刺繍にいそしんでいました。特に下書きもされずに、繊細な模様を刺していましたよ。二人が身に着けている衣裳にも、刺繍がたくさん施されていますね。「悪霊から身を守る」ために、一針ひと針祈りをこめて、袖口や襟などにそれぞれ意味のあるモチーフが刺されているのです。
サパ近辺には、それぞれ独特な華やかな衣裳を身にまとった、いくつもの少数民族が暮らしています。また、ご紹介しますね。