シンチャオ! 「サイゴンノオト」のメーやんです。
「ベトナム料理と言えば?」と聞かれたなら、「生春巻き」が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
メーやんもその口で、ホーチミンに住み始めてすぐ「本場・ベトナムで春巻きを自分で作って食べようではないか!」と意気揚々と、近所のスーパーへ買い物に行ったのを覚えています。日本のベトナム好きの友人に作り方は習っていたので余裕たっぷりで♪
すると、、、
このライスペーパーの種類の多さにもうびっくり!かなりのスペースを陣取っています。丸いもの、四角いもの、大きさもまちまちで、さらには色も白だけではないのです。
迷ったメーやん、一番上の目立つところにあったシンプルなパッケージのものを購入し、調理にとりかかりました。
結果、うきうきして作った記念すべき初の春巻きは・・・見るも無残な大失敗作!その後何度かチャレンジするも、うまくいかないのです(涙)。
「うまく春巻きができないの」。すがる思いで、初めてできたベトナム人の友人に聞いてみると、彼女はきっぱり言いました。
「生春巻きと揚げ春巻きのライスペーパーは別々よ。」
なんと! メーやんは何とも大きなミスをしでかしていたのです。よく考えたらわかりますよねぇ。でも「ライスペーパーはライスペーパー」。そう思い込んで逆に使っていたのです。やっちゃいましたね。
料理写真を見れば一目瞭然。生春巻きがうまくできそう!なぜ気づかなかった!?と突っ込みたくなりますね。
そしてもう一つの間違いポイント。メーやんは、ライスペーパーを水を張ったボウルにジャボンと浸していましたが、「ライスペーパーは水には入れません」と友人。手でパッパっと水気をちらす程度で、あとは具の水分で充分だと教えてくれました。なるほど!そういえばホーチミンで食べる生春巻きは皮が思っていたより若干固めです。
こちらはパリッとおいしい揚げ春巻き用ですね。
ほかには、ゴマ入り、エビ入り、網目模様入り、よく見ると薄さにもバリエーションがあります。
そうなんです。ライスペーパーは実に奥が深い!せっかく見つけたお気に入りのライスペーパーもスーパーの方の気まぐれか、あったりなかったり。料理写真がないものもあり、ベトナム語ビギナー(始めて数か月)にはハードルが高いのです。
そんな理由をつけ、今では生春巻きも揚げ春巻きも、「ベトナム料理屋さんでおいしくいただく」が我が家の定番になりました(笑) だって安くて、そして本当においしいのです!!!
でも、ゆくゆくは日本の友人に胸を張って「これが本場仕込みの春巻きよ!」とふるまえるようになりたいなと企んでおりますよ。