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レストランで感じる、ちょっとした驚き~part 2~

release : category : サイゴンノオト

シンチャオ! 「サイゴンノオト」のメーやんです。

前回に引き続き、ローカルレストランで気付いた日本とは違う習慣をお届けします。

とってもおいしいベトナム料理ですから、頻繁に食べに行きます。

おいしそうですね!

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でも、ちょっと慣れないことがあります。それは取り皿の数。これだけお料理を注文しても取り皿はいつも小さなお茶碗くらいのボウルとその下にある小皿の1セットのみなのです。

この日は写真のお料理以外に、ご飯とスープも注文しました。小さな頃から親に「三角食べをしなさい」と教えられたせいか、スープとご飯とおかずをどうしても順々に食べていきたい!とメーやんは思うのです。

でも、器が一つだと、こうなります。ご飯を食べて終わってから、さあ、スープをいただいて、よし、なくなったから、またご飯をよそって、、、となにやら、もどかしいのです。つい、「もうひとつ器をくださいな~!!!」とお願いしてしまいます。

観察してみると、ベトナムの方は少ない食器でどんどん食べ進めます。ご飯の上に、おかずをのっけて食べてゆくのです。ゆくゆくはベトナムの皆さんに習って、少ない器で上手に食べたいものです。洗いものも少なくて済み、いいですよね!家庭でもこの習慣が浸透したら奥さんの家事時間の短縮に繋がるはずです。

 

はあ、おなかいっぱい。ちょっと休憩しつつ、ほかのお客さんに目をやるとまたまた気になることが。01c68f294375df2ae241416430e31ef27fc7543853

4人テーブルにふたりのお客さん。気が付きますか?そうなのです。お向かいに座るのではなく、お隣さんに仲良く座って食べるのです。

全員ではありませんが、この座席スタイルをよく見かけます。日本人だとちょっとドキドキしちゃいませんか?

カップルはもちろんお隣同士、ですね。DSC03805_R

 

ごちそうさまでした。お会計をしてもらいましょう。そんなときには店員さんに「ペンで書く」しぐさをしましょう。それが、お会計お願いしますのサインです。そうすれば、伝票をテーブルに持ってきてくれます。その伝票をはさんであるフォルダーにお金をはさみ、手渡します。おつりがあればまたテーブルまで持ってきてくれる、という流れです。

この習慣は大好き!ぜひ、日本にも広まってほしいなと思います。荷物が多いとき、子連れの時、そして割り勘したい時、どんなシーンをとっても「テーブルでお会計」スタイルはお客さんにとって便利なシステムで、とても楽ちんでうれしいのです。

日本にたまに帰ったら、ついつい手を挙げてお会計をお願いしそうになり、はっと間違いに気付くことしばしば。少しずつ、少しずつ、メーやんもベトナムの習慣が身についてきたようです。この調子でベトナム語も進歩すればいいのですが、そう簡単にはいきませんね(笑)