シンチャオ!「サイゴンノオト」のメーやんです。
こんな夏ばかりの国じゃあお正月気分が味わえないと愚痴をこぼしながらも、せっかくの夏だもの!とさっぱり気分を切り替え、ホーチミンから車で約3時間のところにあるブンタウというプチリゾート地へ海とプールにひたすら入る夏満喫のベトナム国内旅行をしてきました。
その宿泊施設からビーチへの道にはブーゲンビリアの花が咲き乱れておりました。ホーチミンでも年中見ることができ、メーやんがベトナムに来てから大好きになったこの花。蛇を呼ぶ、とベトナムでは言われているとも聞きますが、いつみても見とれてしまう華やかさがあります。
アップにすると見えますか。黒く長細いおまめさんの形。調べてみるとやっぱりマメ科の植物で、ベトナム料理ではよく使われます。程よい酸味が爽やかで、「○○のタマリンドソース炒め」と書いてあると、間違いなく好きな味!と注文することもしばしばです。
最初、道に落ちていたこの黒い物体(タマリンド)を見た時は、「ギャー、蛇だ~!」と大慌てしたことを覚えています(笑) 今は新しく日本から来た人に、「これはタマリンド。おいしいんだよ」と自慢げに教えていますが、実は…この黒いものをむくのか?中はどうなっているのか?どうやったらあの甘酸っぱいおいしいソースになるのか?さっぱり知りません。
ブンタウでこんなにかわいい黄色いお花がタマリンドの木に咲くことも初めて知りました。
これは帰り道、道路わきに何軒も出ているので気になって途中下車し、買ったお野菜たち。カブと長細いかぼちゃ?
おばちゃんたちに名前をベトナム語で紙に書いてもらい、帰ってきてから辞書で調べてみると、白いほうはカブではなく「クズイモ」でした。黄色い方は辞書にも料理の本にも該当がなくいまだ不明。どうやって食べよう?名前の一部からしてどうやら「瓜」の仲間ではないかと、予想していますがまだ確信はありません。とりあえずは、と「クズイモ」とはなんぞや?どうやって食べるのだ?と調査中であります!土っぽさを気にしなければ生で食べてもおいしい、とのこと。土っぽさ、気になるだろろうか???
毎日の食事となるとついつい日本で見慣れた野菜を買ってしまうメーやん。生活に慣れれば慣れるほど、なかなか見慣れない野菜には手が出なくなっています。ですが、今回のような、たまのベトナム国内旅行こそチャンス。こんなに売っているってことは「旬」なのかも?産地なのかも?じゃあ、おいしいのではと思い、ためしに買って、チャレンジしてみるのもいいかもねという気分になりました。
お野菜ひとつでも、知らないことに目を向け、調べ、聞き、触ったり、食べたりする中でまたベトナムのことを少しでも知っていけるはず。そうだ、ベトナム語の先生に聞いてみよう!あ、ちょっと顔見知りになったベトナム人のお姉さんはお料理するかな?私の知っている数少ないベトナム語の単語で通じるだろうか……。質問の答えがわかるだろうか?
そう、メーやんはベトナムのこと、まだまだ知らないことだらけなのです。そして、知らないことがまだあるからこそ、知りたいことがまだあるからこそ、ベトナムがおもしろいのかもしれません。