チュップ・ムン・ナム・ムーイ! (ベトナム語の「あけましておめでとうございます」)
「サイゴンノオト」のわん吉です。
新しい年を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
サイゴンノオト0号が誕生したのがちょうど1年前。2012年の暮れでした。
そのときに取り上げたのがホーチミンの古い建物で見かけるセメントタイルです。



色をつけたセメントを型に流し込み、強い水圧で一瞬にして固めて仕上げるタイルは、
ベトナムの職人さんたちが一枚一枚手で仕上げるもの。
その技術は100年ほど前のフランス統治時代にフランスからやってきました。
南国のベトナムで花や果物をヒントにしたモチーフも取り入れられて、
どの図柄もカラフルでかわいくて見ているだけでときめいてしまいます。

美術館の床、下町の古い建物の床、カフェの床。
こんなところにもタイル!あんなところにもタイル!

美術館のフロア。

骨董街レ・コン・キウのお店の床。

おしゃれなカフェのフロアでも。

コロニアルな建物のなかのカフェ。
タイル見つけのために、下を向いて歩いた日々は楽しいものでした。
そんなときめきを大切に、
2014年もベトナムの楽しいことかわいいこと、そしておいしいことを
ホーチミンからみなさまにどんどんお届けしてまいります♪