シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
バンコクの郊外に100年も前から続いている市場があると知り、
そのレトロっぽい響きにときめいてしまったわん吉。
市内から東の方へと小一時間ほど車を走らせて、
クローンスアン100年市場(Klong Suan roi pee market)へ行ってきました♪
そこは運河沿いに古い木造の店が並ぶ細長~い市場。
高いトタン屋根の天井はひと昔のアーケードといったところでしょうか。
店先では、昔の小学校にあったような素朴な木の机に商品が並べられ、
食堂では、年季の入った木の椅子が置かれています。
この市場は、空気も時間もゆったり流れていて、
暑いのだけれど、心地よいなぁ。
その昔、まだ道路や空路が整備されていなかった時代には
地方からバンコクへ行くのに川や運河が使われていたそうです。
このクローンスアン市場は舟でバンコクへ向かう手前にあり、
道中の人々が一息ついたり、買い物をしたりする場所だったのかなー、なんて思うのです。
わん吉が訪れたのは週末の午後でしたが、
あまり外国人観光客の姿はなくて、
タイ人のカップルや家族連れでにぎわっていました。
みんな、店をのぞいたり、食べ物を買ったりしながら、
細長い市場の通路を行ったり来たりのブラブラ歩き☆
そうなんです♪
市場は食べ物屋台が軒を連ねていて、
お惣菜からスイーツまで種類もいろいろ。
店先でおばちゃんやおじちゃんが仕込みをしていて、
まさに自家製のオンパレードでした♪
香ばしいつみれ揚げ。
ちまき!?
おいしそうなタイのお惣菜。
きっと辛いんだろうなぁ。
そのお惣菜は運河沿いでいただきます♪
食べ物のほかにも、キッチュな雑貨もいろいろありました。
パステルカラーのホーローのお弁当箱に、缶のランプシェード。
人々が行きかう姿を眺めるにゃん吉も。
大都会バンコクからたった一時間なのに、
まるでタイムスリップしたような昔の市場は、
お店のおじちゃんやおばちゃんも穏やかで、
物価も驚くほど安くて。
不思議な魅力あふれるクローンスアン市場、
また来たいなと心から思う場所なのでした。
今度は、運河のほとりの木の机で、
ゆっくりお茶をしたいな~♪