シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
毎日乗っている地下鉄が今週はいつもよりずいぶん混み合っています。特に、若い人たちがドドッと降り、乗り込んでくるのが「クイーンシリキット・コンベンションセンター駅」。
バンコクの中心部にあるこのコンベンションセンターできっと何かが行われているんだろうなぁと思っていたのですが、調べてみると、4月10日まで「バンコク国際ブックフェア」が開催されていることがわかりました。
500近い出版社がブース出店する大規模なイベントで、本はいずれもお買い得なのだとか。タイの本にも興味がありましたし、わん吉、さっそくのぞいてまいりました♪
地下鉄から直結のコンベンションセンター。入口は高校生や大学生でいっぱいです。
バンコク国際ブックフェア2016の看板が入口でお出迎え。
壁面に作られたホワイトボードにみんな楽しげに何かを書き込んでいます。タイ文字であふれたボードはわん吉には解読不能でした。でもたぶん、ブックフェアの感想か、好きな本のことかなぁと妄想。
そして各ブースでは店員さんも熱心に呼び込み、そしてお客さんはわんさか。熱心に本を探しています。
出版社ごとに雰囲気の違うブースを見て歩くのはなかなかおもしろかったです。とはいえ、会場がとても広くて、おそらく回れたのは1/4ほど。
そんななか目に入ってきたのは、日本を紹介する本の数々でした。
東京のかわいいイラスト系ガイドブック。
佐賀に着目したガイドブック☆
京都、大阪、北海道、沖縄、東北などのガイドブックもピエブックス的なかわいさがあります☆
人気の九州♪ エッセイ的な雰囲気もあっておもしろそう。
目の前の成田、というニュアンスのある本。
織田信長のかっこいい本もありました。
日本に観光旅行する際にビザがいらなくなってから、タイのみなさんにとって、日本はもっとも人気のある旅先のひとつになっています。
日本に行ったよー、アサクサのワット(お寺)に行ったよ、ホッカイドーに行ったよ、日本の人はかわいい、シブヤに行ったよ、オンセンがよかったよ、といった声もよく聞きます。この間は東京だったから今度は九州に行きたいんだとか、日本に行った友達がみんなローションパック買ってくるからうちにいっぱいあるとか、10万円ちょっとのツアーがいろいろあるよとか、いろんな情報も教えてもらいます。みんなうれしそうに話してくれるので、わん吉もかなりうれしい。
日本へ気軽に行けるようになった今、日本国内の旅先もどんどん広がっていくのでしょう。今回、津軽や佐賀など地方都市に焦点をあてたかわいいガイドブックをいろいろ目にしたように、日本各地の情緒あふれる場所で、タイのみなさんがすてきな旅の思い出をつくってくれたらいいなぁと思いました。