シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
写真を整理していたら、2009年に初めてホーチミンを訪れた時の写真が出てきました。
今から7年前のことです♪
たった7年前なのに、随分のどかな雰囲気が漂っているんだなぁと思いました。
交通量も随分少なくて。
夜だって、なかなかのどかです。
バイクの数も少ないですが、車の台数はもっと少ないですね。
でも、路上で食べるこんな光景は全然変わりません。
あ、女性のファッションはちょっと進化してるかも。
ホーチミンの街並みから消えつつある絡みあった電線。
初めて訪れた時は、ここから垂れ下がる電線に感電するんじゃないかと、ヒヤヒヤしながら歩きました。
サイゴン川に浮かぶ魚くんの船。
初めて見た時は、その大胆で奇抜なデザインにただならぬセンスを感じたものです。
マジェスティックホテルの前にある、この船が浮かぶ船着場から、向こう岸の2区まで、当時は川を往来する渡し船がありました。
バイクと自転車と歩行者が一気に乗っちゃう、ちょっと大きめの渡し船です。
ほんの5分ほどの乗車時間だから、みんなバイクにまたがったまま。
街中で信号待ちをしているような、そんな時間が流れていました。
今はこの川の下にトンネルが通じて、車であっという間に行き来できる1区と向こう岸の2区。
この頃の2区はまだ開発も進んでいなくて、緑が茂る地域でした。
川から1区を眺めれば、高層ビルもまだまばら。
船に乗ると、あっという間に2区側の船着き場です。
涼しい顔でバイクにまたがったまま、2区側に降りていく皆さん。
そのままゆるゆるとどこかへ走り去るのでした。
辺りはのどかな商店街。
1区からやってくると、昔懐かしいような空気感です。
ちょっと地方の町を訪れたような旅気分♪
バイクのお兄さんの背中にある伝統ツボ療法跡。
初めて目にしたこの大胆な吸引跡。ダイジョウブなの!? びっくりしました!
フランスパンだ!
フランス統治の名残を発見してワクワクしました。
2区から再び渡し船に乗って戻って来た1区側で、ベトナム家庭料理をいただきました。
レストランで出てきたフィンガーボールにはジャスミンの花がいっぱい。
なんて贅沢なの!と感動。とても良い香りでした。
こんな素敵な場所にもしかしたら住めるのかなぁ、とほのかに期待していたら、その通りに。
その翌年から、わん吉はホーチミンに4年間も住まわせてもらいました。
昔の写真を見ていたら、ホーチミンに最初に抱いた淡い恋心を思いました♪