シンチャオ! サイゴンノオトのとら太です。
もうすぐ十五夜ですね。
中華圏の影響が強く残るベトナムにもお月見の風習があるんです。
中秋節といってお正月(テト)の次に大切にされている伝統行事です。
今年の中秋節は10月4日(旧暦の8月15日)。
毎年、中秋節の1か月ほど前になるとスーパーやショッピングセンターで中秋節のデコレーションを見ることができます。
こちらは高島屋ホーチミンの入り口。
色とりどりのランタンが飾られフォトスポットになってます☆
サイゴンセンターの吹き抜け部分には天女とうさぎの大きなデコレーション。
月餅の箱にもよく天女が描かれているなぁと思っていたら、中国には月に住む仙女の伝説があるそうですよ。
こちらは2区のお洒落スポットSADEC DISTRICT TWOの飾り。
たくさんの魚がゆらゆら泳いでいるかのような空間が広がって素敵でした。
この時期に出かけると、街が少しずつ中秋節に向けて盛り上がって行くのを感じてわくわく♪
常夏のホーチミンで暮らしていると季節感を忘れてしまいがちだけれど、こういう行事で季節の移り変わりを感じることもできるんです♪
そしてこの時期とら太が楽しみにしているのが月餅!
日本ではお月見団子を食べますが、こちらでは月餅を食べるのが一般的。
お世話になっている人や親しい人に月餅を贈る風習があり、中秋節の1か月以上前から街のいたるところに特設の月餅売り場が設置され、ホテルやレストランでも販売が始まり月餅合戦が繰り広げられています。
とら太も友人とともに月餅を楽しみましたよ♪
こちらは、シンガポールの紅茶専門店TWGの月餅と、ホーチミンのチョコレート専門店Marouの月餅。
※TWGは昨年オープンした高島屋ホーチミンの中に店舗があります。
TWGはお茶専門店らしくお茶を使った4種類の月餅を販売。
今年はSingapore Breakfast Tea、Red Balloon Tea、プーアール茶、抹茶が使われていました。
Marouの月餅は「チョコレート&キンカンジャム」と「チョコレート&ピーナッツプラリネ」の2種類。
パッケージがオシャレ☆
TWGもMarouもお店の特色を生かしたテイストで、食べやすい月餅でした。
日本人には敬遠されがちな月餅。
確かに、会社でいただいた月餅を食べてみたら蟹みそ味だったり、ホタテ味だったり・・・予想外の味で攻めてくるのでびっくり!でも伝統的なホワイトロータスペーストのものや抹茶味、黒ごま味、ナッツぎっしり月餅などなど、食べやすい月餅もたくさんあるんです☆
友人や家族とともに、月餅とお茶を囲んで中秋節の季節を楽しんでみてはいかがでしょう♪