シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@バンコクです。
昨年の12月、ミシュランガイドのバンコク版が発売されました。
タイ語と英語が併記されていて、写真もきれいで、なかなか楽しい一冊です。
今回3つ星はありませんでしたが、2つ星が3軒、1つ星が14軒。
いずれも、ふむふむなるほどという有名店や、気になっていたなぁという店でした。
ミシュランガイドには星つきレストランのほか、「ビブグルマン(BIB GOURMANDS)」というカテゴリーもあります。
これは「良質な料理を⼿ごろな価格で楽しめる店を紹介する」ページ。
バンコク版にももちろん「ビブグルマン」があり、ここにはタイ料理を中心に、星つきレストランよりも気軽に足を運べそうな(そしてわん吉もぜひ足を運びたい!)レストランが紹介されています。
在住外国人もあまり知らなさそうな、わん吉も初めて聞くような、しかしグルメな舌を持つタイ人が通いそうなお店ばかり⭐️
そして注目は、バンコク版ならではの「ストリートフード」のページ。
ここに名店屋台がずらりと並んでいます。
その一軒、以前からちょっと気になっていた食堂「ワッタナーパニッ(Wattana Panit)に行ってきました♪
目印はグツグツ煮えたぎる大きな鍋ともくもく立ち上る湯気。かなりの老舗的食堂です。
大きな鍋の中はあふれそうなほどの牛肉スープ。
いったいいつから煮込んでいるのだ?というような濃厚具合です。
そう、ここはタイ・ビーフヌードルで昔から知られたお店なのです。
大きな鍋を前に、どう注文したらいいか途方にくれていると、おばちゃんが「麺はどれにするの?」と聞いてくれました。
おばちゃんの脇の棚に並んだ細麺、太麺、緑豆麺などから好みを選べ、というわけです。
「細麺!」と指さすと、おばちゃんは合点。
そしてスープの中に小ざるを浸して麺を茹でてくれます。
湯に浸すのはほんのちょっと。取り出し、シャッシャッと湯を切って、器にポンッ。
こちらができあがりです。庶民の麺、なかなか上手に撮れなくてすみません。
ミシュランガイドに載っているのはもうちょっとおしゃれ風。
スープはコクがありながらもなめらかな風味。
麺がよくからみます。
スライス肉と肉団子入り。肉団子が抜群!
受け継がれた味という印象でおいしかったです。
店内はまさに食堂です。
おばちゃんやおねえちゃんがキビキビ働いています。どの国でも同じ光景だなぁ😚
そして朝の一杯を食べにきたおじさん。店の雰囲気にぴったりはまっています。
お店の上には大きな看板が。「郭炎松」でワッタナーパニッなんですね。
庶民の味めぐりはやっぱり楽しい。
ミシュランガイドを見てどんどんタイの庶民グルメを開拓していきたいです⭐️
みなさんもぜひ♪
336-338 Sukhumvit 63, Wattana, Bangkok
open : 毎日10:00-20:30