シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@台湾です。
行きたくても海外に行けない今の時期。台湾のみなさんもまた、台湾の中での旅を楽しんでいます。なかでも人気はリゾート系。冬の寒さを逃れて暖かくのんびり、そしてのびのびとリラックスして過ごしたい。思いはみんな一緒ですね♡
台湾第二の都市・台中から車で1時間ほど。台湾中部に位置し、唯一海に面していない南投県の埔里(プーリー)という町の、牛眠山というなんとも素敵なネーミングの山に、数ヶ月先まで予約が取れないといわれるバリ風リゾート「The Bal’e Villas」があります。
約4500坪の広大な敷地に部屋は15室だけ。贅沢なステイは、スタッフのみなさんの天真爛漫な笑顔のウェルカムで始まります。敷地内は南国の濃い緑が生い茂っていて、バリをイメージしたというリゾートのコンセプト通り、バリの雰囲気満点。
自然と融和する素材や色で設計された宿泊棟。部屋の配置も間隔十分で開放感たっぷり。
宿泊棟の脇にある階段を上がり、合間に見える緑を楽しみながら3階の屋上へ。
屋上には東屋が5つ。ここに座ったり寝転んだり。風を感じながら大自然の眺めを満喫。
敷地内の一番高いところには、景観と一体化したプール。その名も「インフィニティ・プール」。下から眺めると空中に浮いたような設計で、まさに天空プール感。
自然の中にたたずむThe Bal’e Villas。目の前に広がる山の大自然を眺めているうちに、バリのウブド王家の方に伺った話を思い出しました。
バリでは自然も人間も一体なのだと。むしろ人間は自然に生かされ助けられているのだと。だから自然を敬い、いつも感謝してバリの人たちは過ごしているのですよと。そして自然に身を任せて、自然を感じれば、私たちの中には自然のエネルギーが宿り自ずと元気になれるのですよと。
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宿泊棟へ。緑の葉っぱの間の門を開けると、開放的で心地よい部屋が現れました。
中庭の屋外ソファで日月潭紅茶をいただいて。
部屋でひと休みしては敷地内を散歩し、東屋で休憩しては山を眺めて過ごす一日。リゾート内にはあちこちにバリ由来のオブジェや飾りが置いてあって楽しい。
夜は地元産の野菜と食べきれないほどのお肉いろいろ。「ここは水がきれいだから野菜がおいしいのよ。たんとお食べくださいね」。おそらく地元の方であろうスタッフが温かくもてなしてくれる。
そしてグッとくるライティングのリゾート内。バリのガムラン音楽をBGMにしたりして。
まる一日、昼・夜・朝・昼と山の景色を眺めました。
大自然に抱かれるような心地。ここは牛眠山だからなのか、とてもとても眠くなりました。気絶するように眠ると心も体もすっきり。これぞリゾートの極意です。
日本からはバリ島より近いバリ風。海外旅行ができるようになったらぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
南投縣埔里鎮內埔路18-5號
http://www.balevillaspuli.com/