Chợ Đà Lạt(チョー・ダラット ダラット市場)は街の中心にあり大きくて歴史あるところです。1929年につくられて83年になるそうです。早起きをしてダラットのお母さんの案内で買い物に行きました。
朝5時半です。日がのぼる前なのでまだ暗いです。
ベトナム料理に欠かせないフクロダケは、主に炒め物やスープにしていただきます。石づきを取って準備しているところに、お客さんが買いに来ています。ダラットの澄んだ空気の中、フクロダケのいい香りが広がります。フクロダケは味と香りと弾力のある食感にはまります。市場の乾物屋さんには乾燥させたものも売っていました。揚げ春巻きに入れると、香ばしくてとてもいい出汁がでます。
2階から見下ろすとダラット市場が一望できます。
柱に立てかけた大きなハス芋、赤い唐辛子、トマト、アーティチョーク、青パパイヤ、ゴーヤ、アロエベラ、白菜、きゃべつ、人参、かぼちゃ、玉ねぎ、ニラ、ネギ。薄暗い蛍光灯の明かりに懐かしさを感じます。
朝からご一緒させていただいたダラットのお母さん。
ベジタリアンのお母さんは、きのこの旨味を引き出して様々な野菜料理を作ります。ここにもフクロダケ、えのき、ひらたけ、日本風豆腐も売られていました。
ゴーヤ、トマト、白菜、青いバナナにスターフルーツ。
見ているだけでもビタミン補給できそうです。ベトナムのゴーヤ、ほどよい苦みでおいしいです。柱にかかっているのは自家製豆板醤です。
色鮮やかな桑の実。アントシアンたっぷり!
桑の実もダラットの名産でダラットワインに配合しているそうです。いちごの季節もあり、いちごのワインもあります。桑の実やいちごの甘いシロップは子どもたちに人気です。
お姉さん、よく眠れるお茶ですよー。
気さくに声をかけられました。靴下にサンダルファッションは底冷えするダラットならではなのでしょうか。めずらしいお茶は、根っこ付きで売られていて、よもぎのような香りがしました。ベトナムにもスーパーやデパートがありますが、市場での食材との出会いはおどろきの連続でワクワクします。
ダラット市場-2へつづきます。