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VOL.71 Trà Quế チャークエ野菜の村 その2

release : category : ベトナム〜おいしい散歩〜
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チャークエ村の見学の後に、畑の野菜を使ってBánh Xèo(バイン・セオ)を習いました。バイン・セオは、米粉でつくるベトナムのお好み焼きで、ぱりっと香ばしくジューシーで気軽に食べられるベトナム料理のひとつです。料理教室のテーブルには、もやし・豚肉とエビ・油・米粉とターメリックを水で溶いて細葱を入れたものが用意されています。

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バナナの葉に包まれたホイアンのライスペーパー・レタス・ミント・オリエンタルバジル・貝割れ菜など。

ベトナムにはいろんな種類のライスペーパーがありますが、友だちから聞いたベトナム流のライスペーパーの戻し方は、ライスペーパーを使う分だけバナナの葉で包み、ビニール袋に入れて(冷蔵庫があれば)一晩置きます。すると、バナナの葉の水分だけでしっとりふんわりしたライスペーパーになるのだそうです。ベトナム料理の包むという一手間は、自然や暮らしの知恵が活かされていて、なるほど!と思います。

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ジュウジュウと香ばしい音が聞こえてきそうです。ホイアンのバイン・セオは、小さいフライパンで焼きます。熱したフライパンに油を注ぎ、豚肉とエビを炒め、米粉(ターメリック入り)を手早くまわし入れます。ターメリックの黄色が鮮やかに食欲をそそります。

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この時は、ホイアンホテルのシェフが講師で、友だちと和気あいあいとバイン・セオを焼きました。初めてつくるので、フライパンでひっくり返す時に上手くできるか盛り上がります。バイン・セオは家族や仲間と火を囲みながら楽しむ食べものなのだそうです。アウトドアでできたらいいですね!練習してみようかな。

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バイン・セオを二つに折って盛りつけたら、できあがりです。さあ、頂きましょう!

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はじめに皿の上にライスペーパーを敷いてバイン・セオを広げます。熱々のバイン・セオの上に生のもやし・ハーブとレタスを乗せます。

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ここで箸が登場します。1本の箸をライスペーパーの下にくぐらせて、もう1本の箸をバイン・セオの上から押さえるようにはさみます。くるくるっときつめに巻いていき、箸をそっと抜いたら完成です。

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バイン・セオのライスペーパー巻きです。シェフ特製のヌックチャムのたれ(にんにく・赤唐辛子・砂糖・ヌックマム・ベトナムレモン)につけて食べました。自然に負担をかけずに育てられた新鮮な野菜をホイアンスタイルの郷土料理で味わいました。

 

BANH XEO Saigon(バインセオ サイゴン)で和気あいあいとどうぞ
http://vietnam-banhxeo.com/(有楽町)
http://shinjuku.vietnam-banhxeo.com/(新宿)

フォトグラファー 青木由希子