シンチャオ! サイゴンノオトのメーやんです。
先日、両親が初めてホーチミンにやってきました。母にとっては人生初の海外旅行!決死の覚悟でやってきたものと思われます(笑)。そんなわけで、最近ご無沙汰だったホーチミンのガイドブックも参考にしつつ、ぶらりと市内観光をしてみたり、水上人形劇だ!フォーだ!生春巻きだ!と定番を満喫する数日を過ごしました。
いつも「サイゴンノオト」を発送しているホーチミンの中央郵便局です。外壁の工事をしているなと思っていたらあらあら、華やかな山吹色に衣替え!以前は少しくすんだ色合いだったのですが青空に良く生えるようになりましたよ。
いろいろなベトナム料理はもちろんのこと、やっぱりスイーツも食べてもらわなくっちゃと訪れたのがここKim Thanh(Le Van Huu,District 1)という小さな小さなお店。学校の教室を思い出すような、テーブルとイスが並んでいます。スイーツが有名ですが、軽食もたくさん用意されていて地元の方々もよく利用されているお店です。
こんなかわいいパッケージの牛乳がありました!ここはこの新鮮な牛乳を使ったバインフラン(Banh Flan)=プリンとヨーグルトが人気です。ヨーグルトはかなり酸味が強く、さっぱりしたお味。
ベトナムスイーツの代表格、バインフラン。特にこちらのものはとってもシンプルで、手作りの美味しさいっぱい。ベトナムプリンの特徴はコンデンスミルクを使うことだそう。
お次はバインシュー(シュークリーム)。しっとりした生地に懐かしい素朴なカスタードクリームがぴったり。あと3個は食べられたな(笑)
名前はどちらもおフランスの雰囲気ですが、食べてみるとやっぱりどこかベトナム風。
このお店、実はメーやんにはとっても思い出深いお店であります。
ホーチミンに女性向けのフリーペーパーがないね、じゃあ作ってみる?と意気投合し、0号発行に向けて動き出したサイゴンノオトメンバー。確か取材を初めてすぐのある日、突然のスコールの際、雨宿りのため入ったのがこのKim Thanhというお店なのです。
雨を眺めつつ、3人で食べたバインフラン。今、メンバーのひとり、わん吉はホーチミンから遠く離れたサンフランシスコにいます。今回久しぶりにプリンを食べながら、動き始めたばかりばかりだったサイゴンノオトのことが鮮やかに思い出されました。
食べ物って不思議ですよね。一緒に食べた人のこと、その場の匂いや音、活気などをまとめて一瞬にして甦らせてくれます。
もうひとつ。蒸し暑くって大汗をかきながら取材したチョロン(5区)の手芸市場を出て、ほっと一息。わん吉とちっちゃなプラスティックのイス&テーブルで食べたチェーです。写真を見るだけであの熱気と、体にしみるようなチェーの味、そしてわん吉とのお出かけを思い出すのです。