シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
あっという間に3月半ば。
日本ではちょっとずつ温かい日も増えてきて、
シロップの甘さがしみいるようなひんやりチェーが食べたいなぁ、
なんていう気分も少しずつ高まってきませんか?
さて、ベトナムのみなさんが大、大、大好きなチェー。
そんなチェーをわん吉が初めて目にしたのは、
ホーチミンの市場でした。
ギョギョッ!
ライチやハスの実や銀杏や、
原色系のゼリーや海藻などなどが
ちょっと標本チックに展示されておりまして・・・。
ベトナムを代表するデザートとは聞いていたけれど、
デザートっぽいかわいらしさやメルヘン感がない~!
チェーの具たちのリアルな形状の陳列に圧倒されて、
初めてのチェーを市場で味わうチャンスを逃しました。
その後、ホーチミンでの日々を過ごすうちに、
チェーの人気店や人気屋台があることも知り、
暑い暑い日中に冷たいチェーをすする清涼感や、
おしるこやあんみつ的な気取らない存在に、
ちょっぴり昭和のテイストを感じたりしながら、
じわじわとチェーの世界を楽しむようになっていきました。
こちらは1区の下町にある人気店。
こんなカラフルで楽しい陳列だと、
「かわいい~♪」とチェー気分もグッと高まります。
レンコン発見!
(ベトナムでは、レンコンはお惣菜ではなくてチェーです)
こんな感じで外向きショーケースに並んでいて、
通り過ぎるバイクのみなさんにアピール中☆
ボウルに入ったチェーの具をあれこれ指差しながら注文し、
店内の席でいただきまーす♪
扇風機しかないお店ですが、いつもお客さんでいっぱい☆
さて、路上の人気屋台はこんな感じ。
バイクにまたがりながら注文したり、
屋台の横に小さな椅子があればそこに座って食べたり。
おばちゃんがブレンドするチェーの汁の味もさることながら、
おばちゃんの笑顔がはじけるとやっぱり買いたくなります。
テイクアウト用はビニール袋で。
わん吉は、シンプルながら
薄めのシロップにハスの実と銀杏を浮かべた冷たいチェー、
それと、黒ゴマ風味のあたたかいチェーが好きです。
白玉団子を加えたらサイコーだな、といつも思いつつ、
素朴なチェータイムを楽しんでいましたよ♪