ベトナムレストラン ピーフォーホーチミンのオフィス街裏手にあるオールドマーケット、Chợ Cũ（チョー・クー）に行きました。
昔の面影が残る市場の通り。 ホーチミンと言うよりはサイゴンという響きがしっくりくるところです。 ここから見える高層ビルは、ビテクスコ・フィナンシャルタワー（The Bitexco Financial Tower）。オールドマーケットにそびえる細い一本の木と、通りを跨いでたわむ電線の束が印象的でした。
通りの名前は、Tôn Thất Đạm（トン・タット・ダム）。 オールドマーケットはベンタイン市場やHCMC Fine Art Museum（ホーチミン市美術館）から程近いところにあります。
衣類・日用品・生鮮食品店がひしめくように建ち並んでいます。店の軒先に布を掛けているのは、強い日射しから商品を守るためと暑さ対策です。
屋台もありました。 生春巻きGỏi Cuốn（ゴイ・クォン）・青パパイヤのサラダGỏi Đu Đủ（ゴイ・ドゥ・ドゥ）・カニのスープSúp Cua（スップ・クア）の店です。
青パパイヤのサラダGỏi Đu Đủ（ゴイ・ドゥ・ドゥ）は、エビ入り。カラフルできれいです。
こちらは、腸詰めとクズイモの生春巻きBò bía（ボー・ビア）の屋台。 ショーケースには、腸詰めとクズイモの生春巻き、腸詰め、レタス、クラッシュ・ピーナッツや自家製の味噌ダレが並んでいます。Bò bía（ボー・ビア）は、ベトナム南部の生春巻きです。
屋台の裏では、エビと豚肉入りの生春巻きGỏi Cuốn Tôm Thịt（ゴイ・クォン・トム・ティット）を巻いていました。
ベトナム中部フエ名物の屋台で、いろんな粉もの、練りもののおやつを売っていました。
一皿に何種類も注文できると聞いたので、欲張りすぎてわかりにくいのですが・・・。バイン・ベオ、バイン・ナムなどの米粉を蒸したおやつ、バイン・ボッロというエビを包んだタピオカの蒸しもの、ネム・チュア（豚肉を発酵させたソーセージ）などの盛り合わせです。甘塩っぱいヌックマムのタレをかけながら、いろいろ食べ比べることができて、楽しかったです。
庶民の味をいただきながらふと見上げると、今、ここもサイゴンと思います。
