シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@バンコクです。
アメリカで大人気のチリソースといえば、Sriracha Sauce!!
スリラッチャとも、シラッチャとも、シラチャーとも聞こえますが、
そこらへんは適当でも大丈夫☆
「緑のキャップのチリソース☆」といえば、
だいたいみなさん「あ~!あのおいしいあれね!」
とわかってくれます。
サンフランシスコのおしゃれなベトナム食堂Bun Mee でも、
もちろん各テーブルに1本!
屋台スタンドにだって、当然のように1本!
あっ、いえ、2本!!
アメリカ人のみなさんは、このチリソースを
フライドポテトにも、ブリトーにも、
サンドイッチにも、
カリフォルニアロールにも、
なんにでもかけて食べちゃいます。
「スパイシーで口の中に広がる風味がなんともいい!」
なのだそうです♪
このチリソースの発案者が、
ベトナム出身のデービット・チャンさん。
ベトナム戦争で難民として移住したカリフォルニア州で
1980年から手づくりチリソースを販売開始。
それがおいしいと次第に口コミで広がって、
今や全米で大ブームとなっています。
当時からほとんど変わっていないという
カリフォルニア産の唐辛子と
砂糖、塩、ニンニク、酢などを合わせた味も、
チャンさんが生まれた酉年をロゴにすえ、
ベトナム語と漢字と英語が混在気味に表記されたボトルも、
多くのアメリカの人をとりこにしてきました。
は、このスリラッチャソースを題材にドキュメンタリー映画を製作、
その作品は2014年のNYCフードフィルムフェスティバルでも
最優秀賞に輝いたそうです☆☆☆
Youtubeは → こちら
ところでこのソースの名前でもある「スリラッチャ」。
ハモンドさんの映画では、
タイ・バンコク近郊の港町シラチャーが
そのネーミングの由来でもありそう、と紹介されています。
さっそくわん吉、
バンコクからは車で1時間半ほどのこの街に、
ちょっと遊びに行ってまいりました♪
海だー!
海辺の街でもあり、
バンコク近郊の工業都市でもあるシラチャー。
海岸線の先にはコンビナートもありました。
街の中心部、海沿いにはシーフード屋台が並んでいます。
とれたてのシーフードを食べに
バンコクからわざわざやってくる人もいるとか。
じつはそのシラチャーが発祥というチリソースがこちら。
タイのみなさんが昔から親しんできたチリソースなのだそうです。
開けてみればこのテクスチャーにこの香り!
そういえばタイの食堂で
よく見かけるチリソースなのでした。
網焼きしたシーフードにピッタリの風味、
やっぱり生まれ故郷である海辺の食卓を
豊かにするソースなんだなぁと感じました。
アメリカのチリソースも、
タイのチリソースも、
どちらも万人に愛され続けてきた味。
機会があったら食べ比べするのも楽しいですね♪