シンチャオ!サイゴンノオトのぴょんこです。
夏休みに3週間ほど日本で過ごし、日本ならではのおいしいものや、
旬のお魚や果物をたくさんいただいて参りました。
ホーチミンに戻って翌日、お外でご飯を食べることになり、
家族で向かったのは、庶民的なフエ料理のお店「Nam Giao ナムヤオ」です。
普段でしたら、てんでんばらばらな意見でなかなかお店が決まらない我が家ですが、
この日はすんなり全員一致で決まりました。
ベンタイン市場の近く、ネイル通り(両側にネイル屋さんが並ぶのでそう呼ばれています)の
細い路地を入ったところにあるお店、「Nam Giao ナムヤオ」。
ホーチミンに暮らし始めた4年前から、数えきれないほど通っているお店です。
注文する前からテーブルに載っているのは、「Nem Chua ネム・チュア」(豚肉の発酵ソーセージ)などの
ソーセージ類です。食べた分だけ請求されるシステムになっています。
めったにいただいたことはありませんが、バナナの葉で丹念に包まれた美しさにはいつも注目!です。
いろいろな包み方があるのですね。
こちらは、「Banh Beo バィン・べオ」。
小皿で米粉を蒸して、エビの干し粉や揚げせんべいのひとかけがのっています。
これにヌックマムのたれをかけていただきます。
やみつきになってしまうおいしさで、私が1つ、2つと
食べている間にもうざるは空っぽです(あらら~)。
こちらは「Bun Cha Cua」(かにのすり身団子入り米粉麺)です。
さっぱりとした米粉の麺と、かにのだしの効いたスープがお気に入りです。
こちらは「Banh Bot Loc バィン・ボッ・ロック」や「Banh Nam バン・ナム」などの
盛り合わせです。
米粉にエビやエビ粉・豚粉を包んで蒸したもので、バイン・ベオ同様に
ヌックマムのたれでいただきます。
それから、「Com Sen コム・セン」(ハスの実チャーハン)は、ハスの葉に包まれて登場。
お好みでベトナム醤油をかけていただきます。
ほっくりとしたハスの実の歯ごたえも楽しく、しみじみおいしいです。
もう一品、「Banh Canh Cua バィン・カン・クア」(カニ肉入りタピオカ麺)も
注文したのですが、写真を撮るのをうっかり失念してしまいました。
あまり食欲がないからという理由もあって選んだ「ナムヤオ」でしたが、
結局たくさんいただいてしまいました。
どれも、うまみの効いたやさしい味わいで、実際に米粉やタピオカ粉のお料理は、
お腹にも大変やさしいです。
日本に一時帰国して、「ほっとするね、おいしいね」と連発していたぴょんこですが、
ホーチミンに戻ってこちらでも、「ほっとするおいしさだな~」としみじみ幸せ気分に浸ってしまいました。
ホーチミンもすっかり第二の故郷になったのですね…。
「Nam Giao」 http://namgiao.com/index.php
ホーチミンに2店舗あります。
今回はいただきませんでしたが、
「Com Hen コム・ヘン」(ごはんの上にしじみやピーナッツや野菜がのったしじみご飯)も
名物です。