ベトナムと長年の友好関係にあるキューバへの旅(VOL.136・VOL.137・VOL.138)のつづきです。
ハバナ市内を歩いていて「Playa Girón 1961」の看板を見かけました。その歴史を調べると大きなニュースだったことを知りました。
Playa Girón 1961(プラヤ・ヒロン1961年)
ピッグス湾事件とも言われる。アメリカに亡命したキューバ人部隊が、アメリカCIA支援下によりキューバに侵攻するが、フィデル・カストロの指揮によるキューバ軍に撃退された。
レストランの屋根に「Playa Girón 1961」の看板がありました。
何気ない街の風景に歴史を伝えつづけているキューバ。キューバの魅力のひとつなのかもしれません。
たくさん歩いたので、お昼をゆっくりいただこうと思いレストランに入りました。
キューバのレモネードです。
レストランのおすすめ「SHRIMP HOUSE STYLE」をオーダーしました。
エビ、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームのソテーにレモンを搾っていただきました。
さっぱりとして、とてもおいしかったです。
砂糖とバターを焦がしたカラメルとミルクとカカオムースをサンドしたケーキ。
ふんわりした生地に甘さ控えめのムースがクリーミーでおいしいです。
食後はキューバコーヒーをいただきました。
再び街を歩けば、コロニアル様式の建築物がずっと立ち並んでいます。
マーブル状に色あせた壁は海のしぶきのよう。味わいのある街並みに飽きることはありません。
古い建物にはアンティークタイルが敷き詰められています。
ベトナム、ハノイにある旧市街にもコロニアル様式の古い建物やタイルが使われていて、似ているところがあります。
キューバはスペイン統治時代、ベトナムはフランス統治時代がありました。
色鮮やかなタイル。明るい気分になります。
この包みは、なんだろう?キューバ名産の葉巻と思いましたが、小粒のピーナッツを素揚げした塩味のおつまみが入っていました。ベトナムにも同じおつまみがありますね!ぽりぽり食べながら街を歩きました。
とある民家の前で。
訪れたのは12月のキューバ。フィデロ・カストロを偲んで。
26 JULIO キューバ革命(1953年)の壁画。
キューバはこれから大きく変わる国のひとつと言われていますが、
キューバの歴史や英雄をたたえる思いは、色あせずに受け継がれていくことでしょう。