シンチャオ!
サイゴンノオトのわん吉です。
先日訪れたバンコク郊外のサムローン(Samrong)にある市場。
昔からある地元住民のための市場で、建物も古いのですが、食材は新鮮で、お店のおじちゃんやおばちゃんたちも親切で、お客さんたちとの会話も弾んでいて、とても良い雰囲気なのです。
というわけで今回はこの市場をご紹介します。
場所はバンコク郊外ですが、あまり迷わずに辿り着けそう。
というのも、バンコクを縦横に走る高架鉄道BTSの終点、サムローン(Samrong)駅のすぐそばだからです。
駅の高架歩道からも見える平屋のトタン屋根が広がった一帯がもう市場なんです。
大きな市場で、生活用品などいろいろな売場もあるようですが、食べ物の匂いを目指して歩けばきっとたどり着けるはず!
さて、入り口は食べ物の匂いが充ちたお惣菜コーナー。
お母さんたちやおばちゃんたちが行き交うなか、あらゆるお惣菜が鍋の中に、トレーの上に、小袋に分けて売られています。
そのまんまスープに湯通しすれば食べれちゃいそうな茹で済みの麺や、
なにやら美味しそうな形のちまき、
焼き魚、
とんかつ!
お野菜の煮物、
おつまみの豆など、
そしてホカホカのお惣菜屋さん。
湯気の立つ鍋はなるほど、ガスコンロの上に置かれているのでした。
お昼ごはん用かな、晩ごはん用かな、みなさんお買い物しています♪
惣菜コーナーを奥に進むとデザートコーナーが現れ、チェーにも似たココナツミルク系のスイーツ♡
さらに奥に行くと、今度は乾物コーナーで、
中華材料も充実、
乾物に埋もれるように店番をしていた乾物屋のおじさんが印象的でした。
そして生鮮コーナー♪ どれも新鮮できれいに並べられていました。
サムロン市場が近所だったらぜひ利用したいと心底思うわん吉なのでした。
そんな中、タイらしいなぁと思うものを発見しましたよ♪
その1:神様へのお供え物。赤い色のお水と香りのいい花輪はタイの風物詩。
その2:お肉屋さんの脇にあったフィンガーボウル。お花がたくさん入っていてまさに香水。
その3:トムヤムスープに欠かせないハーブをまとめた「トムヤムセット」。タイのみなさんにとってのトムヤムスープは、日本人にとってのお味噌汁のようなもの。いろんな具材を入れたスープです。有名なトムヤムクンはエビ(クン)入りのトムヤムスープという意味なんですよ⭐️
タイには小さくてかわいらしいものもたくさんあるんです。市場にもこんな食材が。
その4:小さなゴーヤ。長さ5センチくらいのミニサイズ。味はしっかりで苦めです。森のゴーヤと言うんだよ、と以前タイのお友達が教えてくれました。
その5:ミニミニなす。直径3〜4センチほど。タイのグリーンカレーにも欠かせない食材です。
その6:ミニミニマンゴー。これは初めて見ました。直径10センチもありません。かなり酸っぱいらしく、塩と唐辛子でいただくタイプだそうです。
今回は、庶民の台所の大きなサムロン市場を一気にご紹介しました。
バンコクを訪れて、タイのみなさんの普段の暮らしを覗いてみたいと思ったら、この市場はなかなか良いところだと思います♪
さてさて、いよいよ明日はベトナム正月のテトですね⭐️
ベトナムのみなさん、どうぞよいお年をお迎えください。
Chuc mung nam moi!!