シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@台北です。
夕暮れ時の街を歩いていると、温かい光の灯る一角がありました。日が暮れて紫色になっていく空の下に広がるなんともノスタルジックな光景。そうです、台北名物の夜市が始まりました。
雙城街という通りの途中、ほんの50mほどだけ屋台がギュッとひしめく場所があります。ここは台北のやや北寄りの中心部にある「雙城街夜市」。晴光市場というローカル市場の東端に寄り添うようにたたずむ、台北の地元の人たちに昔から愛されてきたこじんまりとした夜市です。
17時。それぞれの屋台の中では夜の賑わいに向けて仕上げが進んでいる様子。わさわさと人が動き、おいしそうな匂いが漂ってきます。
食材の下ごしらえよし、調理のセッティング準備よし、食器とお持ち帰り用容器もセットOK、ディスプレイもきれいに整えて、あとはお客さんを待つだけ!
どの屋台からも静かなる意気込みが伝わってきます。
空の色も濃くなってくると客足も増えてきます。テーブルで食べる人も増えてきました〜。
屋台は通りの中央にギュッと詰まっていて、その周りにパイプ机とパイプ椅子の席が用意されています。屋台で注文してから近くの席につく人、まず席取りをしてから注文する人、いろいろですが、夜賑わってくると空いている席を見つけるのもちょっと大変。でも客席の回転が早いので待っていればきっと座れます!
この夜市の一番人気(わん吉調べ)はこちらの水餃子。いつ見ても何時に通っても人だかり。
屋台の端の作業台ではおねえさんが目にとまらぬ速さで水餃子を包んでいて、お父さんは屋台の大鍋の前に立ってものすごい集中力で水餃子を茹でていて、お母さんは人だかりしているお客さんをてきぱきとさばいています。それぞれが職人というべききれいな仕事ぶりで、わん吉はいつも見入ってしまうのです。
その人気屋台は、夜市の早いこの時間でもすでに満席です。
その水餃子をお持ち帰り。1粒6元で1パックは60元(約218円)でした。水餃子は野菜たっぷり、タレがおいしくてこれだけの量もあっという間にペロリ!
さて18時も近くなってくると夜市もいよいよです!仕事帰りの人が立ち寄ってはその場で食べたり持ち帰ったり。どんどん人も増えて盛り上がってきます。
デザート屋台もカラフルで楽しいですね♡ フルーツもジュースもよりどりみどり⭐️
というわけで今回はこじんまり夜市のはじまりの様子をご紹介してみました。みなさんおなかは空いてきたでしょうか?
今は海外旅行もなかなか難しい状況ですが、ほんのちょっぴり台北旅行気分を楽しんでいただけたらうれしいなと思っています♡