ミークアンは、お米でつくられた太めの平麺を、コクのあるたれにからめて頂くベトナム中部クアンナム省の郷土料理です。鶏・豚とエビ・牛などの種類があって、近年、雷魚(らいぎょ)のミークアンも人気ですよと誘われて食べに行きました。とてもおいしかったです。
Mì Quảng cá lóc ミークアン・カーロック(雷魚のミークアン) ダナンにて。
ターメリックの黄色と白い米麺のコントラストが鮮やかです。ターメリックが雷魚のうま味と香りを引き立てて、コクのあるやさしい味になっています。雷魚特有の泥臭さもなく、ふわっとやわらかく身がほぐれていて、皮のところにはコラーゲンがたっぷりでトロッととろけます。きしめんのような平麺は、ベトナムのお米が軽いためなのか、いくらでも食べられます。トッピングのバナナの蕾のスライスとからし菜のベビーリーフは、さっぱりとしていてここちよいアクセント。
雷魚とバナナの蕾とやわらかなベビーリーフ。麺をたれにからめると雷魚のいい香りが広がります。
アニメに夢中になりながら、店の子どもたちがお昼を食べていました。
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ダナン在住の隅野史郎さんのブログに、ザル舟の風景をみつけました。大切にしたいダナンの原風景。
※ダナンは現在、クアンナム省から分離して中央直轄市となっています。世界遺産のホイアンやミーソンはクアンナム省にあります。