シンチャオ! 「サイゴンノオト」のわん吉です。
フランス統治時代の影響なのでしょうか、ベトナムはけっこうカフェ文化が浸透しています。
街中にはローカルのカフェがあちこちあって、
道路に面したビニールチェアでは、朝早くからおじさんたちがくつろいでいます。
出勤のバイクがびゅんびゅん通り過ぎる通りの脇で、
新聞を読んだり、お仲間とおしゃべりしたりしながら、ゆったりコーヒーをたしなむみなさん。
排気ガスをどれだけすっちゃってるのか気になりますが、
きっとおおらかなみなさんは気にしないのでしょうね。
さてさて、先回の続きになりますが、
「ベトナム女子に突撃取材しておすすめカフェを教えてもらう」の最終到達地点は、
なんと!メルヘンなテーマパーク風カフェの「Country Houses Cafe」でした。
18C Phan Van Tri, Phuong 10, Go Vap District, Ho Chi Minh City
広いカフェは、タテに横につながったカントリー風の6つの建物でぐるりと囲まれています。
中央にはユーロピアンな噴水と泉を発見♪ アヒルの陶器の置物が楽しげにおかれています。
ある棟のテラス席は地中海風なテイストでまとめられて。
とある木漏れ日エリアはビビッドカラーの一角が☆
メルヘンな気分を盛り上げる自転車も巧みに配置。
南仏チックな石の壁とアイアンテーブルセット。
女子ゴコロをくすぐりそうな、このかわいらしいカフェ。
写真でご紹介できないのが残念ですが、お客さんはなんと男性が7割です。
ベトナム男子がかわいいお花のクッションに囲まれて、PCをしたり、おしゃべりをしたりしていましたよ。
このロマンチック空間で、「オレ、恥ずかしいよー」なんてぼやく男子はまるでおらず、
それはもうみなさん、思い思いに楽しそうにくつろいでいるんです。
なぜ平日の午前中にこんなに男性客がいるのか、と疑問もふくらみますが。
そこらへんはわん吉のベトナム日常研究テーマとして、おいおい解明していきたいと思います(笑)。
女性客もカップルも、もちろんちらほらいらっしゃいました♪
週末は結婚式やパーティーも行われるそうですし、きっと平日よりもずっとにぎやかなことでしょう。
このカフェをおすすめしてくれたベトナムOLさんも「週末に行くの」と教えてくれましたが、
デートかしら?
さて、カフェをひととおり楽しんだあと、
お店のマネージャーさんから「姉妹店が4月にオープンしたばかりなんですよ」と聞き、
突撃カフェめぐりは思いがけずもう一軒続くことになりました。
そして向かった先は、車で5分ほど離れた場所にあるハウステンボスのような大きなカフェ、
その名も「City Houses Cafe」です。
21 HuyenKhuong An, Phuong 5, Go Vap District, Ho Chi Minh City
ユーロピアンな雰囲気も、そのスケール感も圧巻です。テーマは地中海なのだとか。
こんなカフェを作っちゃうオーナーさんは、きっと地中海を見て暮らしていたのでしょうと思いきや、
「インターネットで地中海の写真を見てこの店を作ったんですよ」とのこと。
写真だけで、こんな大きな、かつディテールに富んだカフェを作ったのかと思うと、
その大胆さと熱意に胸が熱くなりました。
ヴィヴィッドカラーのラブソファではカップルが静かにくつろいでいましたよ。
パステルカラーの案内板がキュートです☆
ラテンなタイルの組み合わせは、そう♪ 地中海です!
そしてこちらのカフェ、店名のとおり、ちょっとモダンで「シティ風」な仕上がりです。
突撃取材のおかげで思いがけず知ることになった「カントリー」と「シティ」の人気カフェ。
ホーチミン市中心部からは車で20分ほどとちょっとだけ離れていますが、
ベトナム流ロマンチック空間を存分に満喫できるおすすめスポットです。