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種を食べる

release : category : サイゴンノオト

シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。

ホーチミンはぐんぐん暑くなっておりまして、

今日は特に暑いなぁと思っていたら、昼くらいに小雨が降りました。

雨ってひさしぶり~!と、ちょっとうれしくなります。

 

ベトナム人の友人が、「旅先では必ずローカルカフェに行くんだ」と言いました。

街ごとにちょっとずつ異なるコーヒーの味を楽しむのだそうです。

むむむ、なるほど。

ベトナムは世界で2番目のコーヒー産出国といいますから、

収穫量が多いのはもちろん、いろいろな種類も、土地の好みもあるのでしょうね。

 

ベトナムの熱海!?といいたいニャチャンを旅したときは、

タクシードライバーさんおすすめの「Me Trang Cafe」に行ってまいりましたよ。

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のんきなビーチタウンにふさわしい、のんびりっぷり。

コーヒー1杯で終日座り続ける人もきっといる!雰囲気です。

 

アルミのお皿にのったコーヒー豆2粒がかわいくて。

ちょっとした飾り☆というから、ココロにくい演出です。

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そのカフェで、わん吉が気になって仕方がなかったのはこちら。

ちなみにスイカの種でございます。

日本のスイカの種よりひとまわり大きいけれど、

食べるとなればやっぱり小さい!粒がてんこ盛り。

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この山盛りになった種をひとつずつ手に取り、

歯で割って、(器用な人は歯で)中身を取り出して、食べるのです。

 

気がはるかに遠くなりそうなこの作業。

わん吉なら絶対に手前のお皿にのった「剥いた種」がいいと思うのですが、

ベトナムのみなさんは「それじゃものたりなくて、殻つき種!」なのだそうです。

カフェではまったりとおしゃべりをして過ごすのが定番ですが、

そのときにこの「カリッ、カリッ」という効果音があると場にシマリが生まれるのか、

そのくらい作業をしないと場がもたなくなるのか、

スイカに、ヒマワリに、カボチャに、といろいろあるけれど、

とにかく「種」はローカルカフェになくてはならない存在のようです。

 

仕上げはこの床。

殻は床にポイだそうです。

たくさん落ちていれば落ちているほど、カフェタイムを楽しんだ証拠。

ちなみに種一皿は2時間くらいでカラッポになるそうですよ♪

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