シンチャオ!「サイゴンノオト」のぴょんこです。
今年もまた、こんな月餅屋さんが街のあちこちで見られる季節となりました。
旧暦8月15日の中秋節には、日頃お世話になっている方々へ月餅を贈る風習があるのです。
月餅のスタイルもこのところ変化しつつあるようですが、赤と黄色の派手な看板が多く並ぶこの時節は、
何となく季節感が感じられて嬉しいものです。
この時季、おもちゃ屋さんではこんなセロハンや紙製の大きなオーナメント(ランタン)が売られます。
中秋節は子どもの節句でもあるので、子どもたちはこのようなおもちゃやお菓子を買ってもらうのだそうです。
ところで、ホーチミンではいよいよ本格的に地下鉄の工事が始まりました。
ベンタイン市場の前のバスターミナルの半分ほどが閉鎖され、大規模工事中です。
市民劇場の前も人民委員会庁舎前の広場も、工事で閉鎖中。
いったいどんな風に街が変わってゆくのでしょう?
地下鉄で出かけられるようになったら、バイクに乗る人も減るかもしれません。
こんな光景も、10年後くらいには見られなくなってしまうかな…と思うと、ちょっとさびしいです。
「ねえ、おじさん、これちょうだい」
「はい、2万ドンだよ」
「お財布、こっちのポケットだったかしら…」
「おじさん、そのチョコが入ったのを2つ!」
「はいよ。こっちのジャムのもおススメだよ」
じっくり帽子を選ばれるならば、もちろんバイクを降りてどうぞ!
バイクに乗れたら、「ちょこちょこ買い物」が出来ますね。楽しそうです!