シンチャオ!何年ぶりかに日本で初秋の涼しさを満喫しているメーやんです。
「ホーチミンっ子と大阪人は似ている」。ホーチミンで出身地を伝えるとよく言われるこのフレーズを今回、実感したのが電車の中でした。
ある日、隣に座ったおじさまと高校野球の話題で盛り上がり、「じゃあ!」と手を振り別れました。次に電車に乗った時にもご婦人に「友だちとはぐれてね、、」と話しかけられ、世間話。見知らぬ方と気付けばおしゃべり…歳を重ねるごとに、話しかけられ率も増え、さほど気にせず他人様との会話を楽しめるようになりました。「会話を楽しむのが好き」な人が多いのは確かだなと思います。
同様に、ホーチミンの街にも「会話」が溢れています。
店員さん同士が肩を叩き合い、爆笑する姿。道端のあちこちでタクシー運転手が寄り合い、話しながらの客待ち。
そんな仕事そっちのけの光景に「ほら、さっさとお仕事してくださいな。」とイライラすることもしばしば。なのに結局は「しゃ~ないなぁ(仕方がないね、という意味です)」と許してしまう、むしろ「いいなー、楽しそう」とうらやましく思ってしまうのは、根本にある人懐っこいお喋り気質が同質だからでしょうね。
ただし、これが許され、まわりも許しちゃうのはホーチミンという街だからこそ。日本にいると、たとえ大阪でもそうはいきません。
地域に限らず、日本という国は、日本人は、本当に「キチン」としています。時刻表通りにやって来る電車やバス。キビキビとした店員さん。おっ、お釣りも正確!(日本では、当たり前か…笑)。マナーの良さ。日本のスゴさは脱帽モノなのだけれど、ホーチミンのゆるさになれた、メーやんには「そこまできっちりしなくてもいいんじゃない?」と感じてしまうこともしばしばです。
ついには、みんなの「キチン」とぶりに、いささか疲れたメーやん、近頃は「ベトナムに帰って大きな木が見たい~」「ベトナム料理が食べたい!!!」「だらっとカフェでお茶したい~」とホームシック状態なのです。
これはまずい。
さて、まずは禁断症状の出た胃袋の回復を図りましょう。とにもかくにも、ベトナム料理を食べなくちゃ。
ベトナムタイルを敷き詰めた、ベトナム料理店に行き、内装を眺め、お料理を堪能したら、ずいぶん元気が出ました!
次は、家では撮りためた写真を眺め、ホーチミンに思いを馳せます。
そして、キッチリ日本人には真似できない、ホーチミンのゆるさにどっぷり浸るのです。
ベトナム語学校の床
ホーチミン美術博物館
こんなタイルのツギハギ、できないでしょー。バラバラでも気にしないんだぞ!
家族全員、こんなに仲良くバイクに一緒に乗っちゃうんだよ。
お外でひねもす、のんびりしたことある?気持ちいいんだよね。
日焼け対策ばっちり。美意識の高さは負けません!誰だかわかんないけどいいんだもん。
なんて、、、自分の撮った写真を見ながら、一人でベトナム自慢をつぶやくめメーやん。写真だけでもずいぶん心、癒されているのです。
もうすぐホーチミンに戻ります♪