シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
10月に入り、日本もすっかり秋めいてきた頃でしょうか。
わん吉の暮らすバンコクはいよいよ雨季の最後を迎え、連日雨、雨、雨。
湿度もかなーり高くなっております。
ホーチミンも似たような感じでしょうか?
さて、バンコクには川や運河がたくさんあるのですが、
どこも船やボートが運航していて、暮らしに密着した通り道となっています。
なかでもチャオプラヤー川は一番の幹線水路で、
物流にも、人々の暮らしにも、観光にも欠かせないところ。
先日、そのチャオプラヤー川の水上バスにふらりと乗ってみました。
すると対岸に見えてきたのが、このレトロな建物。
このたたずまいと色あいに、
ベトナムのフランス統治時代の建物を思い出しました!
川を少しのぼって水上バスを降りると、卸市場に遭遇☆
路上にはにぎわいの名残りがあり、トラックも横付け。
おにいさんもせっせと荷積みしています。
どうやらここは、たまねぎやにんにく、ショウガなど、
根菜類の卸市場通りのようですね。
細切りのショウガがたっぷり。
そういえば街中のスーパーでも、細切りになったショウガ、売られていましたっけ♪
午前中に来ていたらきっともっと賑わっていたであろうこの路地。
商売を終えたおじさまたちが熱心に対戦しておりました。
店の中をのぞけば漢字の表記も目に入り、
聞けばここら辺はバンコクの中華街「ヤワラート」なのだとか。
このごちゃごちゃ感と迫力、なんとなーく
ホーチミンの中華街「チョロン」の空気に似ているなーと思いました。
そして、卸市場の向こうには花市場♪
ここもまた卸市場。バンコク中から買い付けの人たちがやってきます。
蘭を中心にバラやガーベラやほかにも南国の花やお供え物の花が
盛りだくさんに積まれて売られていました。
そんななかわん吉の目を引いたのが、この可憐な小さな花。
お店のお兄さんが「タイのチューリップだよ」と教えてくれました。
10本買って300円くらい。さっそく家に飾ってみましたよ。
花市場を抜けて、ヤワラートの一角はこんな雰囲気。
タクシーがピンク色でなければチョロン風だな~、
と思うわん吉なのでした。