シンチャオ!サイゴンノオトのぴょんこです。
先日、若手アーティストが演奏するというコンサートにご招待いただいたので、
家族で行って参りました。
「KIDS FIRST ENTERPRISE」という、主にハンディのある子どもたちに車椅子を寄付して
その自立をサポートする活動をされている団体が、毎年開催されているコンサートです。
ぴょんこは、去年に続いて2回目の鑑賞となります。
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今年の会場は、ホーチミン音楽院。
ベトナムに3つある音楽大学のうちのひとつのコンサートホールです。
白い、趣ある建物に明かりが黄色く灯っています。
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「Arts&Mobility」がこのコンサートの恒例のテーマ。
コンサートが始まる1時間半前から、ロビーでは若手作家のアート作品のオークションが
開催され、ワインやビール、軽いおつまみがふるまわれます。
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昨年は、ドレスアップした女性がたくさんいらしていたので、
それを楽しみにしていましたが、今年はあまり見られませんでした。
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さて、コンサートが始まりました!
赤いドレスを着た女性もいます。
「From Baroque to Broadway」と題されたプログラムは、
バッハの「G線上のアリア」、
ドビュッシー「En blanc et noir」、ドヴォルザーク「ユモレスク」、
グラナドス「アンダルーサ」など、誰でも一度は耳にしたことがあるような
親しみのある曲ばかり。
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初々しいながらも聴きごたえのある演奏で、奏者の真剣な表情が魅力的でした。
ところで、今回ステージに上がっていた22人のうち、眼鏡をかけていた方が13人!
メガネ好きのぴょんこは、ついつい反応してしまいました。
ベトナムは、コンタクトレンズ派はまだ少数で、メガネ男子・メガネ女子が多いのです。
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モンティ「チャルダッシュ」を情感豊かに表現した女性。
最後に、ピアニストと「やったね!」と笑顔を交わした様子がステキでした。
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ブリティッシュカウンシルの先生が指揮をとられて、弦をつま弾くメンバーたち。
アンダーソンの「Plink Plank Plunk 」を、とても軽快に演奏されていました。
最後に主催者からお花が渡されます。
楽しそうに演奏する奏者たちからは、「音楽が好き」という熱い思いが伝わってきました。
若いアーティストたちにエールを送りたくなるような、ステキなコンサートでした♪