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パープルのハーブティー

release : category : サイゴンノオト

シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。

バンコクに来てから気になっていたのが、こちらの豆の花。

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ブルー・ピー(Blue Pea)またはバタフライ・ピー(Butterfly Pea)という名前で、日本では蝶豆と呼ばれているそうです。インドや東南アジア原産のマメ科植物で、乾燥させる前の元気なお花はこんな感じ。えんどう豆の花に形も似ているなぁと思いましたが、マメ科ならではのかわいらしさがありますね♪

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植物図鑑Weblioより

 

さて、このバタフライ・ピー。タイのスーパーではハーブティーやヘアケア製品のコーナーでよく見かけます。きっと体によいなにかなんだろうなぁと思っていたのですが、先日ファーマーズマーケットでオーガニックの一袋を見つけたので買ってみました♪

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花の部分だけを乾燥させたものが袋いっぱいに入っていました。65バーツ(約240円)。

タイではこれにお湯を注いでハーブティーとして飲むそうで、わん吉もさっそくチャレンジ! 花をひとつまみほどポットに入れ、熱湯を注いでちょっとおいてからカップに入れたとたん、あまりの鮮やかなパープルだったのでびっくり☆

このハーブティー自体にはほとんど味がないので、タイのみなさんはライムをたらしたり、ハチミツを入れていただくのだとか。わん吉もライムをたらしてみて、またまたびっくり☆☆ 今度はワイン色に変わりました。

パープルとワイン色。2つを並べてみました。陽に透かしてみるともっときれいです♪

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ちょっと楽しくなってしまい、ついついこんな遊びを・・・。ハーブティーにライムをたらしてみたらちょっとサイケな感じ!?

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この鮮やかなパープルには、抗酸化作用の高いポリフェノールの一種とされるアントシアン色素が豊富に含まれているそうです。目の疲れや老化の防止効果があるとか。そしてアントシアンにライムのクエン酸が反応するとピンク色に変わるのだそうです。

さて、味はといいますと、かすかに豆の味がしました。ほんのちょっぴり&ほんのわずかだけスナックエンドウ風味です(笑)。そして匂いを嗅いでみると、ほんの少しですがなにかに似ている・・・気がする…。しばらく考えて思い出しました。「ヘナだ!!」。

植物原料のヘアカラーにヘナがあります。髪にやさしいのですがオレンジ色に染まるのがちょっと使いにくいところ。でも最近は黒っぽく仕上がる種類も販売されていて、その成分の中にバタフライ・ピーの名前を見つけました。だから、ヘナを使っているわん吉にはなじみの香りがかすかにしたのかなぁ、なんて思います。

タイでは昔から、バタフライ・ピーにはきれいな黒髪を保つ効果があるとされていて、自然派のヘアケア製品によく使われるようです。また、天然の着色料としてお菓子やお米に色付けする際にも利用されていて、タイのみなさんにはきっと身近な素材なんですね。

老化防止にもなり、目にもやさしくて、髪にもよいなんて、お肌も曲がり角を過ぎパソコンで目を酷使しているわん吉にいただかぬ手はありません。オーガニックのバタフライ・ピー一袋、せっせとハーブティーにしていただいこうとココロに決めました♪