シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。
タイの第二の都市といわれるのが北部にあるチェンマイです。
その昔、タイ北部を支配していたランナー王朝の中心都市であり、また、美人が多い場所としても知られています。
そのチェンマイに行ったら食べるべし!といわれるのが「カオソーイ」です。
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カオソーイの特徴はスープがカレー風味であること。カレーといっても日本のカレーとはちょっと違って、ココナツミルクがベースになっており、そこに唐辛子や干しエビなどのタイの旨味ペーストが混ざっています。
そして、トッピングされた細切り揚げワンタンのようなものも目印!
全体を混ぜながら、角切りエシャロットや高菜漬のようなお漬物、ライムや、豚の皮の揚げ物などをさらにトッピングしていただきます。
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カレー風味の麺ということで、日本では「チェンマイのカレー麺」として知られているようです♪
いただいてみれば、コクのあるココナツカレーソースとタイの旨味ペーストに、お漬物やライムなどの酸味が混ざった複雑系の味が美味しくて、さらに揚げトッピングの食感も楽しめて、わくわくする一品です。ガイドブックでは「それほど辛くない」と書いてあったので油断しておりましが、わん吉にとっては結構辛かったなぁ〜。
その昔、チェンマイを治めていたランナー王朝は、東隣のラオスを支配したり、西隣のミャンマーに支配されたり、北隣の中国・雲南省を交流があったりで、食文化にもそうした影響が見られているようです。カレー風味はミャンマーの名残りだとも言われています。
そんなチェンマイを代表する麺料理「カオソーイ」。お店によっても味付けや盛り付けもいろいろで楽しめます。
こちらはチェンマイの最高級リゾート、フォーシンズンズ・チェンマイの上品カオソーイ。鶏肉入りです。マイルド!
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こちらはチェンマイ空港そばの食堂で。大きな豚肉ミンチロールが入っていました。
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ちなみに、チェンマイのガイドさんに「カオソーイが美味しいところは?」と聞いたところ、「カオソーイ・ラムドゥアンだよ!」と即答してくれました。
どうやら創業70年という名店で人気店の模様。次回はぜひとも行ってみたいなぁ〜!