シンチャオ!サイゴンノオトのとら太です。
今日は8月最後の日。
朝晩は過ごしやすくなりつつあり、猛暑続きだった夏が終わろうとしてますね。
とら太はこの夏、ベトナム料理教室に行って来ました。
暑い季節にぴったりの、ハーブの香りが食欲をそそるベトナム料理を習ってきましたよ♪
ホーチミン在住中にもベトナム人の先生に習ってましたが、日本で開催されている教室の場合、日本で(身近で)手に入る材料で作るベトナム料理を教わることができるのが魅力です。
懐かしいベトナムの味が嬉しかったので、作ったお料理をご紹介しますね。
7月は「フォーだけじゃないベトナム麺料理」というレッスンで、ブンティットヌン(焼肉和え麺)を教わってきました。
ウェルカムドリンクはタマリンドジュース。
タマリンドはマメ科の木の実。東南アジアでは一般的な食材のひとつです。酸味が強く熟したものはそのまま食べたりもしますが、ジャムやお菓子、飲み物などに加工されているものを食べることが多いですね。ベトナムでは酸味のあるスープ、炒め物など料理にもよく使われています。
タマリンドの酸味は疲労回復にもぴったり。さらに鉄分、ビタミン、食物繊維も多く含んでいるので貧血予防、便秘、むくみ、美肌効果も!
日本では馴染みのないタマリンドですが、とっても栄養豊富な食材なんですよ。
レッスンは実習形式。みんなで手分けして調理していきます。
ひと品目は、レモングラスやヌクマムなどで味付けした豚肉の乗ったブンティットヌン。
ベトナム料理でよく使われる万能つけだれのヌクチャムをかけて、よく混ぜていただきます。
味の決め手はやはり香り豊かな香草類。この日使った香草は万能ねぎ、シソ、パクチー、スペアミント、アップルミント、あと先生がご自分で育てられているレモンバジルも。
フレッシュな香草類に甘酸っぱいなますも合わさって、香りと味のハーモニーが楽しい!
これぞベトナム料理、ですね。
ふた品目は海老とゴーヤの和え物。
熱帯アジア原産の野菜であるゴーヤは、ベトナムでもさまざまな調理法で食べられています。
食欲増進と夏バテの防止に役立つゴーヤは暑い夏にぴったり。
食後のデザートは黒ごまのチェー。
黒胡麻を使ったデザートは日本人にも親しみやすい味ですね。
ココナッツミルクの濃厚な風味に優しい甘さが美味しかったです♪
最後にベトナムコーヒー。
とら太は氷のたっぷり入ったグラスに注いでカフェスダ(冷たいミルクコーヒー)にしていただきました!
8月のレッスンでは「ホイアン式チキンライス」を教わりましたよ。
ウェルカムドリンクはBac xiu(バクシウ)というベトナム版アイスカフェオレ。
Bac xiuとはベトナム語で少しのコーヒーとか白っぽいコーヒーという意味なのだそうです。
ベトナムコーヒーの特徴であるコンデンスミルクは入ってないのですっきり!
ベトナムのカフェのメニューにもあるそうなので、甘いのは飲みたくない時におすすめです。
この日のメニューはホイアン式チキンライスとかぼちゃのスープ。
茹でた鶏肉とチキンスープで炊いたご飯を一緒に食べるチキンライスは、シンガポールやマレーシアにもありますし、タイ風チキンライスのカオマンガイ、ベトナム風チキンライスのコムガーなど東南アジアではポピュラーな料理です。
大抵少しのパクチーときゅうりが添えられているくらいなのですが、ホイアン式はたっぷりのお野菜と一緒に食べるのが特徴です。
玉ねぎと香草、なますも加えてよく混ぜ、レモンを絞ってお好みでチリソースをつけていただきます。
ホイアン式チキンライスには、オレンジ色のとろんとしたチリソースではなく豆板醤の風味に似たチリソースをつけるそうですよ。なので豆板醤で代用してます。
サラダ感覚で野菜をたっぷり食べられるのが嬉しいチキンライスです。
鶏肉の茹で汁を使ったかぼちゃのスープ。
鶏肉と豚ひき肉から出た旨みがしみじみ美味しいスープでした。
食後のデザートはシントー。
シントーとはベトナムのフローズンドリンクです。
このピンク色がかわいいシントー、何のシントーだと思いますか?
こちら、トマトのシントーなんです!
マンゴーやバナナのシントーは飲んだことありますがトマトは初めて!
いったいどんな味?とドキドキしながらひと口飲んでみると・・トマトと練乳の意外な組み合わせが新鮮!フルーティな甘さがとっても美味しくてあっという間に飲んでしまいました。
余分な水分で味が薄まらないようにすること、しっかり甘さをつけることがポイントのようです。
教室で使う食器や道具もベトナムのものを使っています。
ベトナムの空気感に浸れる料理教室、気になる方はぜひ行ってみてくださいね♪
ベトナムのおかって
https://okatte-vietnam.com/