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嘉義にある花タイルのこだわりカフェ

release : category : サイゴンノオト

シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@台湾です。

 

台北から新幹線に乗って約1時間半。
台湾南部にある嘉義は、台北と比べて気候もちょっと暖かく、のんびりした雰囲気の街です。

 

日本統治時代の1931年には、嘉義農林学校の野球部が台湾代表として甲子園に出場し準優勝したという、日本とのゆかりの深い街。
野球チームの努力と団結のストーリーが、2014年に公開された永瀬正敏さん主演の映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」に描かれて台湾で大ヒットしたそうです。

 

のんびり野球を見るのが好きなわん吉は、昨年秋のことですが、嘉義に野球を見に行きました。
当時台湾のチームに所属されていた川崎宗則選手を応援したいなぁと思いまして。

嘉義の野球場では、川崎選手の登場に合わせて、日本語を交えた熱い応援歌をファンのみなさんが歌っていて、その温かい声援にわん吉までなんだかうれしくなってしまいました♪

 

そんな野球観戦の合間に、すてきな珈琲屋さんを見つけました。

 

 

お店の名前は「azulejo coffee(花磚咖啡)」。店名になっている「azulejo」はスペイン語で「タイル」の意味。中国語では「花磚」と書きます。

 

 

店内に入ってみると、思わず「わぁ〜♡」。サイゴンノオトが大好きなタイルが敷き詰められています。

 

 

柱にもグリーンの昔風の小さなタイルがはめ込まれていて、ノスタルジー感も演出。カラフルなアイアン椅子がアクセントになってセンスも素敵。居心地がよくていつまでもいたくなってしまうような空間でした。

 

 

パナマ、サルバドル、コロンビア、エチオピアなど、世界中からコーヒー豆を取り寄せて自家焙煎しています。

 

 

ハンドドリップは70元(約256円)。カウンターのスタッフが丁寧に入れてくれます。

待っている間に地元のお客さんが「ザォ〜(早〜)!」(台湾で”おはよう”の意味)と入ってきては「いつものね〜」と注文していきます。「ここのコーヒーおいしいよ〜!」と声をかけてくれる南部の人懐っこさもうれしいわん吉♡

朝の一杯はとってもおいしかったです。

 

 

グアテマラ産で中焙煎の「花神」を一つ購入しました。程よいコクの中南米らしい香りもGood!

 

 

嘉義には「台湾花磚博物館」というタイル博物館もあります。昔の家に飾られていたタイルをオーナー自らコレクションして展示しているという博物館。いつか訪れたいと思う場所です。

 

タイル好きのみなさんにおすすめしたい珈琲屋さん。機会があればぜひ訪れてみてくださいね♡

azulejo coffee(花磚咖啡)
嘉義市東區公明路59-1號
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