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シンガポール土産はマラケシュのバシャコーヒー

release : category : サイゴンノオト

シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉です。

先日、思いがけずいただいたシンガポール土産は、キラキラで眩しいときめきの一品でした。日本にはまだ出店がない珍しいものなんだそうです。

 

キラキラパッケージのシンガポール土産

 

 

高級感がにじみでているキラキラのショッピングバッグ。なにかな?なにかな?と中を取り出してみると・・・

 

 

ゴージャスな箱入りのフレーバーコーヒーでした。その名は「バシャコーヒー(Bacha Coffee)」。

ゴールドの文字を配した、東インド貿易感漂うパッケージデザインです。開けてみると中もまたたっぷりのゴールド仕上げ。迫り来るゴールドのキラキラがまぶしくて✨

 

 

中にはドリップが12袋入っていました。「シンガポールモーニング(Singapore Morning)」です。

 

 

箱の中には美しいリーフレットも。バシャコーヒーのラインナップが紹介されたミニサイズの一冊でした。

 

 

ゴージャスなパッケージに、ほのかに立ち上る甘い香り。ワクワク感がたまりません。

 

 

モロッコ生まれの高級コーヒー「バシャコーヒー」

 

バシャコーヒー(Bacha Coffee)はモロッコ発祥とのこと。起源は1910年、モロッコのマラケシュに建てられたダール・エル・バシャ宮殿での日々にさかのぼります。

モロッコの芸術様式が凝縮した美しいバシャ宮殿では当時、世界をリードするような著名な政治家や文化人たちが、アラビカコーヒーの入ったキラキラ輝くコーヒーポットを囲んで集っていたそうです。

しかし第二次世界大戦後、バシャ宮殿は閉鎖されてしまいました。そして60年以上という長い時を経て、宮殿は多くの専門家や職人の手を経て細部にわたり修復されることになり、2017年には博物館としてリニューアルオープンしました。

その中庭に登場したのが、昔の美しい日々をよみがえらせた美しいバシャコーヒールーム&ブティックなのだそうです。

 

写真上:Bacha CoffeeのWebサイトより引用

 

壁も床もタイルも陶器も、モロッコの装飾芸術がぎゅっと詰まったような空間です。いつかぜひ訪れてみたい場所ですね。

 

 

シンガポールで買えるバシャコーヒー

 

モロッコまで行かずとも、バシャコーヒーに出会える場所があります。それがパリとシンガポール。今回いただいたお土産は、シンガポールのバシャコーヒーのショップで選んでくださったそうです。

ショップで取り扱うのは、厳選された世界のコーヒー産地から直接取り寄せたという高品質のアラビカ豆。シングルオリジンからブレンド、フレーバーまで約20種類のコーヒーを揃えています。

今回の一品は、フレーバーコーヒーの「シンガポール・モーニング」。

 

 

ドリップパックを開けると甘い香りがパーッと広がって、一気に南国気分に。

ベトナム陶器amaiのカップにセットしてみました。ペーパーの耳掛け部分も安定感があり、カップにぴったりフィット。

 

 

amaiはホーチミン生まれのシンプルモダンな食器シリーズです。パステルカラーの色揃えと組み合わせ自由なサイズの食器が魅力で、わん吉も日常づかいで楽しませてもらっています。ご興味ある方はこちらをどうぞ! → amai

 

コーヒーのいい香りに包まれて、そろそろとドリップしてみます。

 

 

シンガポール・モーニングは、高い湿度と熱い太陽のもと鳥の声が響き渡る、そんなシンガポールの朝をイメージした商品。一日のはじまりに五感をリフレッシュさせる仕上がりとなっているそうです。

 

甘い香りをかぎながら一口いただいてみると、口の中に広がるのはオレンジ系の酸味とチョコレート、スパイスが織り混ざった豊かな味わい。甘さを超えた洗練された大人の仕上がりに圧倒されました。

 

写真上:ホーチミンの市場で見つけたバッチャン焼のデミタスカップでいただいてみました♪

 

初めて手にしたバシャコーヒーは、パッケージにも豊かな香りと味わいにも驚かされたすごいコーヒーでした。

シンガポールではION Orchardや高島屋などにバシャコーヒーのショップがあるとのこと。また、日本へのオンライン通販もできるようですので、興味のある方はウェブサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか😊

 

バシャコーヒー(Bacha Coffee)