シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@台北です。
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
台湾のごま団子「湯圓(タンユェン)」
さて、皆さまどんなお正月をお過ごしになりましたか。
わん吉は年末年始、台湾の白玉風お団子「湯圓(タンユェン)」に魅了されておりました。
見た目もぷにゅぷにゅ、食感もそのままぷにゅぷにゅの湯圓。もち米で作ったお団子のことで、温かいシロップやあずき汁、ピーナッツしるこに浮かべていただきます。
この ↓ スイーツは小豆汁とピーナッツ汁のハーフ&ハーフに紅白湯圓を浮かべたもの。甘い小豆汁とちょっと塩味のピーナッツ汁が相まってそれはそれはおいしいのでした。
台湾では冬至に紅白の湯圓を食べる習慣があります。丸い形は万事が円満、家族も円満を願うものなのだそうです。
台湾茶と湯圓の衝撃のマッチング
台北に暮らすわん吉は台湾茶の教室に通っておりまして、そこで素晴らしいスイーツの一品に出会ってしまいました。
こちら ↑ は緑茶のような味わいの台湾烏龍茶に浮かべた湯圓。ちょっと大きめの湯圓は、一つは中に黒胡麻あん、もう一つはピーナッツあんが入っています。かじると中のあんがとろりと出てきて、おいしい!それがほんのり香り高い烏龍茶と相まって高級デザートに変身しました。
別の時はこちら。台湾の紅茶、紅玉紅茶とマッチングした湯圓です。
紅茶といっても、台湾生まれの紅玉紅茶はほんのりキャラメルのような甘さがあり、これも意外とお団子にぴったりなのでした。
お茶の先生が生み出した湯圓と台湾茶のマッチング、茶器のかわいさも相まって、以来わん吉はすっかり魅了されてしまったのでした。
自宅で作って楽しむ湯圓
湯圓は台湾ならどこのコンビニでも買えるごくごく庶民的なスイーツです。冷凍コーナーにこれを見ない店はないくらい。
まず、わん吉は黒ごまあんの湯圓を買いました。10個入り。
お湯を沸かして、冷凍のままの湯圓を入れたら弱火にして茹でること5〜8分。白玉団子のごとく、良い加減になったら表面に浮いてきました。
ちなみに湯圓の黒ごまあんはこんな感じです。甘さもやや控えめでなめらかさも柔らかさも香りもあり、美味。
わん吉もお茶の先生に倣って、蓋碗(ガイワン)という蓋つきの中国茶器に湯圓を入れてみます。そこに紅玉紅茶を注いでみました。
じゃ〜ん、あっという間にできあがりました。見た目もかわいいし、味も文句なし。今日は朝のおやつに3つも完食してしまいました。
2023年も皆様にとって、湯圓のようにまるく、円満で、良い年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
わん吉