シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@シンガポールです。
さて、食いしん坊さんがシンガポールを訪れたらぜひ行くべし‼️ といえば「ホーカー」でしょう😊
シンガポールのあちこちにある屋台村「ホーカー」
ホーカーとは「Hawker(行商人)」の意味で、もともとは路上の移動式屋台のことでした。
しかし路上での調理や食事は衛生面に問題があり、また路上の屋台街は都市の開発計画に望ましくないということで、シンガポール政府は屋台を集合させた屋台村の「ホーカーセンター」を考案したそうです。
ホーカーセンターは施設使用料が安く抑えられており、店も手頃な値段で料理を提供することができます。中華系、マレー系、インド系などさまざまな屋台が集まったホーカーセンターは、シンガポール中に開設され、市民に気軽に利用されるようになりました。
今ではまさに「シンガポール市民の胃袋」。ホーカーは2020年、シンガポールの食文化を象徴する存在として、ユネスコ無形文化に登録されました。
B級グルメの聖地、ホーカーセンターへ
観光客にとってのホーカーは、まさにB級グルメの聖地です。シンガポールに来てまもないわん吉も、さっそく行ってみました!
向かったのは、1971年オープンという老舗のホーカーセンター「ニュートン・フードセンター(Newton Food Centre)」。
広大な敷地には、インド系、マレー系、中華系、シーフード系など、各種料理屋台がずらりと並んでいて圧巻です。店先も客で賑やか、店内では調理人が汗びっしょりになりながら大きな火力で鍋を振るっていて、ただの屋台ではない、料理の本格感が伝わってきます。
見渡す限りの屋外テーブル席。家族連れや観光客などでどこも満席です。席を立ちそうな人を見つけて、ササっとテーブルを確保します。大きなテーブルなら相席も普通のこと。「ここ空いていますか?」と聞いて大丈夫ならラッキー!
席を確保したら、失くなっても問題ないポケットティッシュやウェットティッシュなどの小物を置いて「ここは私の席ですよ」のアピール。そしていざ店へ!
ミシュラン掲載の店もありました。他のお店よりも行列が長め。ちなみに人気店かどうかは行列の長さでチェックするのだとか。
そして生ビール屋さん。ホーカーではおしゃれなIPAビールだって楽しめちゃうんですね。
マレー料理のスパイシーな香りにつられて注文したのは「サンバル・カンクン」。空芯菜のサンバル(マレー風チリソース)炒めです。サンバルに使われているエビの発酵調味料「テラシ(terasi)」のちょっと臭い匂いが食欲をそそります。美味!
本格サテ。豚と牛。脂分とのバランスも絶妙でおいしい。ピーナツソースに絡めていただきます。
昼はチョンバルとチャイナタウンのホーカーへ
ランチタイムに行ってみたのは「チョンバル・フードセンター(Tiong Baru Food Centre)」です。
この辺りはシンガポールの昔ながらの庶民の住宅街ですが、最近はおしゃれカフェやショップなどが並び、人気のスポットになっているそうです。
平日だったので、ランチタイムの会社員たちはお持ち帰りを買っていました。
辛かったエビそばと魚団子そば。
別の日には「チャイナタウン・フードセンター(Chinatown Food Center)」へ。
活気のある生鮮市場の2階にあり、ローカル度満点。ホーカー内は中国語が飛び交い、おじちゃんおばちゃんの割合が多かったです。1人でサクサクと食べて、早めに去る人も多め。
ホーカーで食べたいシンガポールB級グルメ
最後にわん吉が大好きなホーカー麺を2つご紹介しましょう。
シンガポール名物の「プロウンミー(Prawn Mee エビそば)」。エビで出汁をとったスープに麺を入れたもの。エビのコクがたまりません!
これもシンガポール名物の「チャー・クイティオ(Char Kway Teow)」。平たい米麺にエビやもやしや卵を入れて炒めたきしめん風焼きそばのこと。店によって味は色々ですが、醤油やチリ味が多め。
ローカルな雰囲気満載のホーカーですが、店先には料理の写真も満載、メニューも写真付きがほとんどです。ぜひチャレンジしていろんなものを食べてみてくださいね!
わん吉もどんどんホーカーを探検していきたいと思います💪😀