シンチャオ! サイゴンノオトのわん吉@シンガポールです。
ベトナムでも台湾でも、アジアで安くておいしいものに出会う一番簡単な方法は、行列に並ぶこと。
地元のおじさんたちやオフィス勤めの女子たちが並んでいれば間違いありません。
まずはエビ麺食堂で行列に並ぶ
今回、わん吉は評判のエビ麺を求めて、Bianco Court Prawn Mee(白蘭閣街蝦麺)食堂の行列に並んでみました。
エビ麺とはエビもたくさん、エビのダシがたっぷりの麺で、シンガポールではプロウンミー(Prawn Mee)と呼ばれています。
アラブストリートの一角にある食堂はお昼前でも行列です。朝7:30には開店していて、朝ごはんに食べる人も多いそう。
なんとこの行列は食堂に入るためでした。食堂の入口で店のおじさんに「ずっと奥にある23番テーブルね」と言われて、23番を目指します。
店内は改めて注文の行列ができています。
23番テーブルに「席確保!」の印のウェットティッシュを置きます。シンガポールのフードコートや食堂では、ティッシュを置けば「そのテーブルは確保済」の意味。
店内は満席。ランチタイムはお勤めの皆さんでいっぱいです。
注文の行列に並び、その間にメニューの看板を見ながら「何を食べるか?」を考えます。エビ麺でも普通エビとジャンボエビの2種類、そのほかに豚バラ入りやエビと豚バラのミックスなどもあり、サイズも大中小と選べます。
わん吉思案中に行列の脇を通り抜ける店員さん。おぉ!おいしそうなエビ麺たち!
わん吉の順番が来たので、「エビ麺一つ、テーブルは23番!」と注文。支払いは現金のみで、7ドル。23番のテーブルに戻ってワクワク待機します。
そしてやって来たエビ麺。まずスープを飲んでみると、エビの出汁が効いていておいしい!
トッピングは縦半分にカットされたエビが6つ。グリルされていていい感じです。身は簡単に取れました。麺は黄色麺と米麺のミックス。お好みでチリを加えます。
おいしくて満足。食堂を出ると、外テーブルも賑わっていました。
Bianco Court Prawn Mee(白蘭閣街蝦麺)/ 243 Beach Rd, Singapore 189754
次はフードコートでチャーシュー麺食堂に並ぶ
シンガポール庶民の胃袋とも言うべきホーカーセンターやフードコート。各種グルメ屋台がズラリと並んでいて、どれも美味しそうに見えて、何を食べるか迷ってしまう。
そんな時こそ、行列に並びます。
わん吉の目に入った行列は、チャーシュー屋さんのTiong Bahru Lee Hong Kee Cantonese Roasted(中峇魯李鴻記廣東燒臘)でした。地元のおじさんたちも並んでいるからきっとおいしいはず、と列に加わりました。
チャーシューをのせた叉焼飯が売りのようで、観察していると皆さん次々にチャーシューライスを注文。するとトレーにチャーシュー麺を乗せた人がわん吉の横を通り過ぎました。おいしそう〜!「ライスじゃなくて麺にしよう!」と決めました。
麺はライスの50セント増し。行列の先頭で注文し、その場でできあがりを待って、セルフ方式でトレーに乗せて自分のテーブルに運びます。
チャーシューは柔らかく、甘すぎず、おいしい。つけ合わせのスープはエビ出汁で旨みたっぷりでした。これも満足!
Tiong Bahru Lee Hong Kee Cantonese Roasted(中峇魯李鴻記廣東燒臘)/ 30 Seng Poh Rd, #02-60, Singapore 168898
行列に並ぶとおいしいものに巡り会えるなぁ。庶民の味を探求する行列旅、まだまだ続きます✌️